学生団体PORTA主催 第6回 留学生×駐在員 座談会 7月13日@トロント日本商工会議所 [TORJAルポ]
学生団体PORTAが主催する「座談会」も今回で第6回目を迎えた。毎回好評を博している同イベントはゲストに招かれた駐在員の方々の生の声や経験を知れる貴重な場であり、少人数制だからこそ一人一人じっくりとお話を聞くことができるようになっている。
参加者たちはワーホリ生や学生といった、これから待ち受ける就職活動やキャリアチェンジについて考える人々が集い、またその年齢層は幅広くカナダへ来た経緯なども様々であった。ゲストには日本政府観光局(JNTO)より中澤秀朗氏、日本貿易振興機構(JETRO)より酒井拓司氏、国際交流基金(JF)より齋藤雅広氏の3名が迎えられた。参加者たちは3つのグループに分けられ、ゲストの3名が30分ずつローテーションで各テーブルを回り、座談会が行われる形となった。
トロント商工会専務理事を務める伊東義員氏は開会の挨拶の中で、「今回のゲスト講師には独立行政法人下で働いているという共通点がある方々をお招きしました。普通の職業とは少し異なる視点からのお話をぜひたくさん吸収して帰っていただきたいです。」と述べた。座談会内では海外勤務の中での心境ややりがい、カナダでの新人採用について、駐在に至るまでの経緯、学生や新入社員に求めることについてなど、様々な質問が間髪なく飛び交い、参加者それぞれが今後の働き方、将来のキャリアなどについて真剣に考えている様子がひしひしと伝わってきた。
座談会終了後、「駐在員の方々の話に感銘を受け、引き込まれた」「興味深い話ばかりで非常に良い機会となった」と参加者たちからは満足の声が上がっており、中には終了後も駐在員の方々に積極的に質問をしに行く参加者たちの姿も見られ、自身の将来についての想いや真剣度の高さが伺えた。
学生団体PORTAは、今後もこのような座談会や講演会を通して、カナダに住む日本人に対して次なるキャリアのヒントを提供していく。興味がある方はPORTAのFacebookから問い合わせが可能だ。
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