世界女酒場放浪記 #10

日本酒利酒師 松本真梨子が行く世界酒場放浪記

第10回「10月1日は何の日か知っていますか?実は…」

気づいたらもう10月!時が経つのは早いですね…トロントは既に寒いですか?私は7月1日にトロントを出て、9月までチリにおり、この1か月、エクアドルとコロンビアへ旅行します。目指すは、ダーウィンの進化論で有名なガラパゴス諸島とトロントで仲良くなったコロンビアの友達に会いにボゴタ!ぜひ現地のお酒を楽しんで安全第一で酒場を放浪したいと思います。自身のブログでダイレクトに旅行の内容を紹介できればと思います。『世界おんな酒場放浪記』 sekaionnasakaba.ciao.jp

sake-10-01

sake-10-02

さて、10月1日は何の日か知っていますか?なんと「日本酒の日」です!
なぜこの日が日本酒日かというと、10月が日本酒造りで非常に重要な月だからです。日本酒の造りは、原料の米と生育と大きく関わっています。お米がないと日本酒は作れませんからね。稲作は、大体5月に田植えをし、夏の間田圃は緑になり、9月中旬黄金色になった稲穂を刈り9月末に粒上のお米ができ、新米として売られるのが一般的です。お米が出来て初めて日本酒が作れるので、10月は日本酒造り(新酒造り)のスタートの季節なのです。

実際、昭和39年までは酒造年度の記載は10月1日からとなっていました。そして、蔵では酒造元旦としてお祝いをしたそうです。現在は7月1日から翌年の6月30日を1年として計算。よく記載に“○○BY”と見かけますが、BYとはBreweryYearの省略で、例えば、25BYなら、平成25年の7月1日から26年の6月30日までに作られたお酒、という事になります。

また、10月は和名『神無月(かんなづき)』、1説にこれは『醸成月(かもなしづき)』、つまり新米(新穀)で新酒を醸す月と言われており、日本酒のとって区切りのある大切な月なのです。10月1日に日本酒を飲み忘れた方、今からでも遅くありませんので飲んで下さい!個人的には、毎日が日本酒の日でも構わないのですが…ね、笑。ガラパゴスでは日本酒を飲むことができないと思うので、ビールで日本酒の日に乾杯したいと思います。

sake-10-03

sake-10-04


松本 真梨子
2014年に渡加し、日本酒・焼酎インポーター酒蔵CANADAで営業と居酒屋KoyoiNorthYorkでマネージャーを経験。現在中南米を中心に飲み歩き珍道中。