獣医不足がパンデミック前に比べ深刻化

パンデミック前から心配されていたカナダの獣医不足。人材確保が厳しいケベック州などでは診療時間を短縮している診療所が多い。10年以上も前から増加傾向にあった国のペット数だが、2020年にステイホーム生活が始まりさらに急増することは誰も予測できなかった。マニトバ州やサスカチュワン州では入学生を増やす試みを去年から始めているが、新卒業生と同じくらい退職していく獣医人口がいるそうだ。獣医が急患への対応に追われて多忙になるのを防ぐため、カナダ獣医師会はペットの定期的な検査をオーナーらに呼びかけている。
ペットの世話に時間やお金がかかることを理由に置き去りにする飼育放棄の例もトロントエリア東部のRouge National Urban Parkなどで問題になっている。飼育放棄が悪化する前に獣医不足が解決されることを願う。
コロナ禍で人の働き方や価値観が変わってキャリアチェンジをする人が増えたと思います。長時間労働とストレスフルな作業内容が重なる医療と獣医療では特にそのようなキャリアを持ちたいと思う人をこれから増やせるのかどうかが鍵になると思います。業界がどのようなインセンティブを作り出せるのかが気になりますね。







