アメリカとカナダで相次いで未確認飛行物体が見つかる
2月11日、アメリカ軍はカナダの領域に侵入した未確認飛行物体を撃墜。ユーコン準州上空、高度およそ1万2千メートルを飛んでいた。この高度は民間航空機の飛行に危険をもたらす可能性があったため、トルドー首相とバイデン大統領は撃墜に合意。物体は前日夜遅くアメリカのアラスカ州上空で見つかり、戦闘機2機が追跡していた。
2月4日にアメリカ南部サウスカロライナ州で撃墜された中国の気球よりはるかに小さかったそう。他にもアラスカ州北部のデッドホースとミシガン州ヒューロン湖上空で未確認飛行物体が撃墜されている。
国際情勢に詳しいオタワのカールトン大学准教授ステファニー・カービン氏は、「これらの物体は今まで見つかっていないだけで、ずっと飛んでいたかもしれない。今になって発見されたため注目が集まっているだけ、という可能性もある」と指摘している。
4日に発見された「中国の偵察気球」と呼ばれている物体については、トランプ前政権の間にも少なくとも3回飛んでいるのが見つかっているそう。筆者は「謎の未確認飛行物体」と聞くと日本のバラエティー番組を思い出してしまいますが。もし地球上のものでも、宇宙からであっても、どちらにせよ不安要素の高いニュースです。