学校の理事がプライド・フラッグをスワスティカと比べる写真を投稿 | カナダニュース報道局
アルバータ州「Red Deer Catholic Regional Schools」の理事会メンバーの1人が取った行動が問題になっている。
理事のひとり、モニーク・ラグレーンジ氏は8月末にSNSで2枚の写真を比べる投稿をした。その写真はナチスのスワスティカが描かれた旗を振る子供たちのものと、もう一つはLGBTQ+コミュニティーのシンボル、プライド・フラッグを振る子供たち。その写真らに添えられたコメントには「Brainwashing is brainwashing (洗脳は洗脳だ)」と書かれてあった。彼女はこの投稿をするにあたって、聖霊からそうしろと促されたという。理事会は彼女に正式な謝罪に加え感受性を豊かにするための研修を受けるよう要請した。
しかしグレーンジ氏は投稿を「LGBTQ+コミュニティーに対するものではない。プライド・フラッグが人を黙らせ、子供たちが学校をやめさせられ、大人も仕事をクビになる。これは理事会の信じる宗教の教えではない」とスワスティカと関係ない発言をし、行動の悪意を全否定している。
ラグレーンジ氏の弁護士曰く、彼女は全く謝罪をする気はないそう。聖書に書いてあるように物事を慎重に考えて、祈った上で聖霊が促した行動なのだから間違いはないと弁護士は言っています。それがどこまで許されるのか、これからどうなるのか気になる話題です。