異なる世代の人々をハウスシェアで繋げる事業が話題に | カナダニュース報道局
若い起業家二人が住宅価格高騰の問題に対してユニークな解決法を提案していることがニュースになった。
トロントを拠点にしている二人の会社「SpacesShared」では世代の異なるハウスメイトのマッチングを行なっている。最近のマッチングといえば恋活・婚活アプリのように早く相手を探すことが売りになっているが、この会社のプロセスではじっくり時間をかけて選んでいく。
例えばシニアと学生をマッチングさせるにあたって、学生が責任を持って行える家事などを伝え、家賃低減を交渉できる。2022年に起業して以来、二人はおよそ12組のペアを組み合わせることに成功しており、学生が安全かつお手頃な値段で住むところを探すこと手伝いをしている。看護師を目指している学生が退職している看護師とマッチされたケースではハウスメイトがメンターの様になった。この面白い取り組みがどう広まるのか今後注目したい。
マッチングの相手はシニアだけでなく働いている世代でも良いそう。若い学生らへのアンケートではシニア層に対するネガティブな偏見も見られたそう(その逆ももちろんあると思います)。ですがこの様な機会を通じて世代を超えた友情が生まれたら、社会はもっと暖かく、豊かになるのではないでしょうか。ホームステイの感覚と似ていると思うので、期待できる事業だと思います。