マーケットは落ち込んだまま。しばらくは厳しい状態が続くか?!|家を買いたい!数字で解説トロント不動産マーケット

住宅マーケット年別比較チャート

2025年1月のTREEB全域・全物件タイプの総取引は3,847件となり、2024年1月の4,177件から-7.9%の減少となりました。冬になりマーケットが落ちるのは例年のことではありますが、それだけではなく現在のカナダの経済状態や米国との貿易摩擦の懸念がマーケットにマイナス影響として表れていると思われます。
全物件タイプ別の平均価格は104万994ドルで、2024年同月の102万5226ドルからプラス1.5%の微増。新規リスティング数はプラス48.6%、有効リスティング数はプラス70.2%と大きく増加しています。
以前にも何度か書きましたが、有効リスティング数が急に大きく増加するのはマーケットが落ち込むサインの可能性もあり、現時点ではまだ余裕があると思われるものの、そこは注意して見るべきでしょう。
平均売却日数は55日間で、前年同月の54日間からプラス1.9%となり、マーケットの動きは変わらず鈍いようです。
物件タイプ別に平均売却価格を見てみますと、
の順に並びました。
TOKO’s EYE
昨年下半期のカナダ中銀による複数回のレート切り下げにより、マーケットは限定的でしたが動きを取り戻した感がありました。しかし、経済全体に冷え込みが感じられる中で失業率の改善も見込めず、米国の関税措置とカナダの反応などから消費者全体的に経済への失望感が広がっていると見られており、マーケットは落ち込んだままです。しばらくは厳しい状態が続く可能性もあります。
春以降にはマシになるとの予測もありますが、今後も注意深く見守りましょう。





