留学カウンセラーが説く留学の心得 Vol.7
4月というこの時期になってくると、実際に現地に到着する方の人数も増え、私達のオフィスもよりフレッシュ(来たばかりの皆さんが集まり)で賑やかな雰囲気になってきます。皆さんこれから現地生活を実際にスタートされることに不安と期待でいっぱいの様子でいらっしゃいます。この時に皆さんに再認識をしてもらいたい事柄として時々お話をさせていただくトピックがあります。これはもともと留学の準備段階で十二分に認識していただくべきことではありますので、出発前のカウンセリングでも頻繁にお話をさせていただく事なのですが、そもそも今回の留学でご自身がどんな目標を持ち何を達成され、どういった経験をしていきたいのか、というビジョンをしっかり持ちどこにお金と時間を掛けるべきかを明確にしておくということです。
準備編7:留学は“自分自身への投資”です。大事なところにはそれなりの時間とお金を掛けましょう!

よく頂くお問い合わせの中で「留学やワーホリをしたいと考えていますが、あまりお金も掛けたくありません。学校は安いところで短期間だけ行こうと思いますが、どこか良い所はありますか?」というようなコメントを頂くことがあるのですが、こういった質問を頂くと正直なところ内心では、「一体何をしに来るつもりなのかしら?」と疑問に思ってしまいます。勿論皆さんそれぞれ現地でやりたいことが違ってくるとは思いますし予算も異なるのは当たり前なのですが、そもそも現地に来て何を達成させる予定なのかが一切見えてこない印象の方も多々みられます。
例えば一番の目的が英語力を徹底的につける、ということであれば学校にそれなりの予算を組んでおくべきだと思いますし、ボランティアやファームステイなどの体験が目的なのであれば十分に生活や移動が出来るくらいの費用をしっかり確保しておくものです。働くことが一番の目的だった場合、もしも現地の事もよく分からず学校にもそれほど行かずに英語力も中途半端であれば、できる仕事も限られてしまい、日本にいるほうが良い仕事が出来るケースも多々あると思います。カナダの広大な国土を旅することが目的であれば、それはそれで旅行費を十分に確保しておくことと、下調べにも時間を掛ける必要があります。
前々回のコラムでは、予算には出来るだけ余裕をもちせっかくの留学やワーホリの機会を予算の関係でいくつか目標を断念しなくてはならなくなる事を避け現実的な計画を立てましょうというお話をさせて頂きましたが、言い方を変えれば「自分自身への投資」をするのですから、どこにどれだけの費用と時間、そしてエネルギーを投資する覚悟があるのかという部分を明確にしておかなくては、成功に繋がる留学というものができません。しっかり環境の整った学校でそれなりの金額できっちりと勉強時間を設けて自分のスキルアップのために投資するのも一つの例ですし、カナダでしか経験できないことを色々挑戦してみるために下調べや準備のためのエネルギーや予算の投資をするというのもあります。つまりは、「投資」というのはその後からより価値が上がることを見越して行うものですので、もともと自分自身にどれだけ投資をする価値があるのか、という意識に反映されることだと思います。
極論を言ってしまうと「留学したいけどあまりお金を掛けたくない」というのは、「自分にそれほど投資をするつもりがない」と言っているように聞こえてしまいます。
準備段階であらかじめ自分にどれだけの投資をしたいのか、何度もしっかり見直していきましょう!
高林紘子
East-Westカナダ留学センタートロントオフィス日本マーケットマネジャー。
静岡県出身。2001年語学留学でトロントに渡来。語学留学とビジネススクール、ワーホリなどを経たのち、ジョージブラウンカレッジに入学。貿易とビジネスマネージメントを学び成績上位者Dean’ s Honour のタイトルを得てPost-Graduate Diplomaを取得。カレッジ卒業後、現職に就き就労ビザを経て永住権に至る。





