Glass Half Full #1 NEW 半分の水
1時間5ドルの公衆トイレ掃除から始まった私のカナダ生活。英語が喋れず「ここでは寿司は売ってないよ」と笑われレストランから追い出された日もあれば、日本人のお姉さま達からのいじめに耐える日々もあったり。それとは一方、カナダの新聞や雑誌の表紙を飾り、一時期は約9万人のFacebook followersを持つモデルとして活躍したり…全く予測しなかったジェットコースターの様なカナダ生活も今年の夏で6年目を迎えました。そして今現在、これまた予想外な展開ですが、フランチャイズチェーンのオーナー兼店長を勤めることになり、早5か月が過ぎようとしています。とこの様に私のカナダ生活の極一部をとても簡潔に紹介しましたが、19歳でたった一人異国の地カナダへ渡航し、トイレ掃除のバイトから6年経った今、25歳の若さで一つお店を開けるに至るまで、本当にたくさんの努力、失敗、悔し涙を流してきました。もちろんたくさんの偏見も受けてきました。アジア人という理由だけの人種差別や、女性だからとなめられたり、若いからと相手にされなかったり、英語が完璧じゃないからと馬鹿にされたり。
今回から始めさせて頂きました私のコラムですが、実は題名を決めるのに時間がかかりました。Never give upとかありきたりなモノばっかりしか出てこなくて…そして悩んでいたらふと以前友達がしてくれたGlass Half Fullの話を思い出し、それをコラムの題名にしました。
友達がGlass Half Fullの話をしてくれたのは今年の3月、私の子宮頸癌が見つかった時です。早期発見でしたが、進行を防ぐために手術をすると将来妊娠が難しくなると告げられ、更にはあと数か月で取れる予定だった永住権も、ガンのため発給拒否の対象になる可能性もあると知り、途方に暮れ泣き崩れる日々が続きました。そんな時友達が半分だけ水が入ったグラスをポンッと私の目の前に置きこう聞いてきました。“Is the glass half full or half empty?” このグラスは水で半分いっぱいなのか半分空なのかということです。少し戸惑いながら私はHalf Fullと答えました。そして彼はニコって微笑んで “You will be ok”って。つまり彼が言いたかった事は、モノは見方、捉え方だということです。この状況をポジティブに捉え乗り越えていくのか、ネガティブに捉え泣き続けるのか。全ては状況をどう判断し、捉え、うまく付き合っていくかが大切だってことなんですね。
これから私のコラムを通して、一人でも多くの方をinspireすることが出来たら嬉しいです。これからよろしくお願いします!
Nana Akimoto
– Teashop 168 Annex店 オーナー兼店長・モデル
1987年横浜生まれ。2007年にカナダへ留学。Georgian College卒業後、某スポーツバーや日本食レストラン等でマネージャーを勤める一方、モデルとしてカナダの新聞や雑誌をはじめ、シンガポールとベネズエラの大手出版社との撮影もこなす等、国際的に活躍もしている。2013年初夏にはバブルティーフランチャイズチェーンで知られるTeashop168 のAnnex店を展開し、今現在オーナー兼店長を勤めている。将来自分のレストランを開けることが夢である。














