H.I.S オトナの旅。グランドサークル#01

ユタ州、アリゾナ州のアメリカの大自然を紹介しよう。ラスベガスから車で5時間。まずはユタ州とアリゾナ州の州境にあるパウエル湖。この巨大な人造湖の半径230kmの円を描いた中に含まれているエリアの呼称が俗にいうグランドサークルである。
パウエル湖はコロラド川途中にある人工の貯水池である。この湖畔に立つと360度広大な大地が広がる。人工とは思えないこの自然に似た池。夏になるとここでハウスボートで水上キャンプ。水上で10日以上も過ごし、余暇をのんびり過ごすという。
パウエル湖から下流に6km ホースシューベント。蛇行するコロラド川の浸食により削りだされた大自然が馬の蹄鉄の形となって現れた風景。ここはある写真家がふと立ち寄って見つけた場所である。入場料もなく、駐車場から赤土の砂地を20分ほど歩くいて登った地点で、断崖絶壁。駐車場から歩いても絶壁は見えないが、ゴール地点が絶壁の上でなんともいえない風景に初めて出会える。夏場は太陽が照り続け、砂地を歩くのも困難。ここまで歩いた旅人こそが、壮大さを見ることができる。ここグランドサークルを巡る観光客で、意外にここが印象に残るという人も多い。
この周辺にコロラド渓谷を横切るグレンキャニオンダムを建設する際に作業員の宿泊施設が作られた町、ペイジがある。小さな町だが、観光業でたいへん賑わっている。レインボー・ブリッジという、世界最大の岩のアーチがある。レインボー・ブリッジには陸路では行けず、船で半日がかりでないといけない場所。多くの宿泊客はここペイジを拠点として、様々な観光スポットへ行く。
さらにこの近くには有名なアンテロープキャ二オンがある。そこは何百年にも及ぶ周囲の砂岩の浸食によって形成されている。キャニオンというと谷や渓谷をイメージするが、このアンテロープは洞窟と表現したほうがよいかもしれない。このアンテロープは太陽の高さが重要。よって高度が高い時期ほど洞窟まで光が届く。日中も昼近くが一番ベストな時間帯である。かつ春夏がベストシーズンである。このあたりはナバホ族の準自治領であり、アンテロープキャ二オンはナバホ族がガイドで案内をしなければならないルールがある。ナバホ族の私有地だからである。個人で勝手に入ることはできない。アッパーキャ二オンとロウアーキャ二オンどちらがいいのか?アッパーキャ二オンは入り口近くの駐車場まで車で行く。ロウアーキャ二オンと異なり、階段などはない。入り口は一つで、中に入ったら、まだ戻ることになる。平坦な道のため、お年寄りや御子様には歩きやすい。但し、折り返しで戻らなくてはならなく、写真を撮るのに人混みが多いのが気になる。頭上の開口部がロウアーよりも狭く暗い。但し太陽の光が差し込むと太陽光線が目の前に現れる。太陽の光が挿すときは、是非アッパーキャ二オンに行ってもらいたい。
ロウアーキャ二オン。こちらは駐車場から徒歩で20分。小さな入り口があり、階段で降りていく。出口が異なり、一方通行のため、人混みに遭遇しない。こちらは、頭上の開口部がアッパーより広く、歩道は狭いが光が挿し、明るい。迷路のように狭く蛇行しているので、他の旅行客とは遭遇しない。最近の旅行客の傾向からグランドキャニオンメインよりこの地のアンテロープキャニオンやホースシューベントを訪れることを目的にしている方が多い。
絶対にアメリカの壮大さに圧倒されること間違いなし。











