H.I.S オトナの旅。グランドサークル#02

前号に引き続き壮大なアメリカ西海岸のグランドサークルをみてみよう。
大西部のロマンを代表するような風景と出会える場所。平坦な道のりを進みアンテロープキャ二オンから車で2時間弱。遠くの方に岩山が見えてくる。何千万年という長い時間をかけて雨や風に削られ、テーブル状の大地(メサ)や細い柱のようになった岩山(ビュート)が点在する荒野モニュメント・バレー。300m級のビュートが巨大な記念碑(モニュメント)が並んでいるように見えることから、モニュメント・バレーと呼ばれるようになった。ここも古くからのナバホ族居住地域で、居留地となった現在では、ナバホ族管轄のもと一般に開放する形で公開されており、ナバホ族の聖地とも呼ばれ有名な観光地となっている。乾燥地帯の為、降雨、降雪は年間を通じて少ない。冬場は日中でも最高は10度、最低は氷点下になることもあり、夏場は気温が35度ぐらいまでに上がるが、日没後は涼しい。遮るものがなく、日差しが強いので、サングラスは必須である。ここを訪れたら、夕日と星空、朝日を見にいってみよう。日の出、日の入りの時間はチェック必須である。様々なビュートを巡るジープツアーでは、夕日を浴びながら遠目から見るのとは違う迫力を味わうことができる。ビジターセンターの隣にVIEW HOTELというホテルがある。全室ベランダから、CMや映画でもおなじみのミトンズビュートが見える。このホテルは数ヶ月前から予約が殺到し、非常に予約が取り難い。私も、取れなかった一人であるが、2014年夏よりこのホテルの隣にキャンプ場ができた。キャンプ、RV車はもちろんのこと、多くのキャビンがあり、テラスからはホテルと同じように、ミトンズビュートが見渡せる。フルキッチンやアメニティも充実し、さらに新築のせいか木の香りがするロッジ。この風景を見ながら、キャンプをするのは贅沢そのものである。いやホテルより正解であった。ツアーだと街中でのホテル宿泊が多い。でも明かりがないここだからこそ、満点の星空をみることができる。日の出時間になると、宿泊者以外も 暗いうちからカメラを構えて、日の出を待つ。日時によって、どこから日が出るのか?ここに何度もくるツアーガイドが、今日はここから日が登るらしいとスポットを教えてくれ、三脚でカメラを構える。暗闇からおそるおそる上がる太陽はこのビュートの裏側からまぶしすぎるオレンジの光を放つ。まさに一日の始まり。ナバホ族が聖地というのもわかる気がする。
モニュメントバレーを後にして、次はグランドキャ二オンに到着。訪れる前にこの二つのどちらがお勧めなのか?長いこと住んでいた人に聞いてみた。甲乙が付けがたいほど、どちらも素敵な場所で、根本が異なる。前者のモニュメントバレーは地上から見るところ。後者のグランドキャ二オンは見下ろすところ。グランドキャ二オンは綺麗に道路や歩道が整備され、眼下にはコロラド川が見え、ホースシューベントの続きを散策しているようである。
観光客の多さは圧倒的にグランドキャ二オンである。グランドキャ二オンにはサウスリムとノースリムがある。サウスリムを訪れた。観光客が一番多く訪れるのが、写真スポットのハーミッツレスト。日の出を見るにはマーサポイント、日の入りはヤオパイポイント。ここでも日の出、日の入りは意識したい。
モニュメントバレーかグランドキャ二オン宿泊をおすすめしたい。あの広大な大地から昇る朝日をぜひとも見てもらいたいのだ。











