H.I.Sオススメ オトナの旅。 バハマ
トロントから直行便で行ける常夏の楽園、バハマ諸島。約700の島々があり、うち30の島が有人である。
時差がなく、飛行時間3時間半。近場のリゾート地である。首都ナッソーがあるのはニュープロビデンス島で、バハマの中心となっている。
英語圏に属し、イギリス領から1973年に独立し、イギリス連邦王国の一国である。旧イギリス領であることから、日本と同様左側通行で、右ハンドルの日本車が多い。島民はアフリカ系黒人が多く、アメリカに近いが、カリビアンの雰囲気が街中に漂っている。
観光客は英語圏であるのと、米ドルが使用できるので、アメリカ本土からの観光客が圧倒的に多い。観光客あっての経済の島であり、治安はいい。
ニュープロビデンス島の首都ナッソー。空港から車で向かうと、敷地が広く、豪邸をみるのも面白い。30分ほどでダウンタウンに到着。街並みはパステルカ ラーを彩った建物が多く、至るところにバハマの国旗をみかける。まさに愛国心がある。栄えているダウンダウンは小さく徒歩圏内。メイン通りを歩くと規模は 小さいがお土産屋のほかに有名ブランド直営店や高級ジュエリーショップが立ち並んでいる。
バハマはタックスヘブン。免税の国なので、買い物目的に来られる方も多いそうだ。訪れる人が一度は立ち寄るだろうストローマーケット。ストロー (STRAW)とはヤシの木の葉。ヤシの木の葉を編んだ製品が立ち並び、店員が販売をしながら、編んでいる光景がみれる。アジアのタイやベトナムの市場に 似ており、どこのお店も似たような品を並べられているが手作りである。アクセサリーなどが立ち並び、女性はきっと気に入る市場である。
交通手段はタクシーとバス。驚いたのは、バスが店員15名ほどのマイクロバスである。所定の停留所がある箇所もあるが、手をあげて乗りたい所から乗れ、降りたい時に運転手に声をかける。非常に便利である。
せっかく海に来たからには、ダイビングラインセンス保持の方にお勧めしたいのは餌付けシャークショー。インストラクターが餌を海中で持ち、野生の鮫が数十 匹群れてくる。鮫が至近距離で横切ったり、さらには優しく体当たりしてくる鮫もいる。世界中みてもなかなか出来ない経験。是非シャークアドベンチャーは体 験していただきたい。
買い物、マリンスポーツの他にバハマではカジノがある。昼にマリンスポーツ、夕方から買い物、夜遅くにカジノ。まさに一日中飽きることのない、トロントから近場のリゾートである。