Mr.Guu流行るにはワケがある!#30
#30 YAKITORI KINTORI オープン!

ようやく暖かくなるかと思うとまた寒くなったりと、しぶとい今年の冬でしたが、道路からは雪が無くなりそろそろ春がやってこようとしていますね。
そんな寒かった去年のクリスマス直前に私達のラーメンブランドKINTON RAMENの2号店がブロアストリートにオープンしました。お気づきの方もいらっしゃいましたが、実は2階もあったんです。
そしてその2階には新しいブランドであり新しい業態にチャレンジするべく、焼き鳥店のYAKITORI KINTORIを先月の18日にオープンしました。今回はその新店舗の立ち上げについてお話ししたいと思います。
KINKAFAMILY INC.としてトロントでは居酒屋ブランドGuuのフランチャイズからスタートし、独自のブランドKINTON RAMENとJaBistroを立ち上げ、4ブランド目、6店舗目となる今回のYAKITORI KINTORIは色々な挑戦がありました。トロントではあまりない2階でのレストラン営業、トロントにはあまり居ない焼き鳥職人の確保、日本では食べられる稀少部位と呼ばれる鶏肉パーツの確保など色々ありましたが、まずはやってみないと分からない、やっていけば見えてくるという気持ちで諦めずに一つずつ解決して行きました。まだオープンしたばかりですし、35席と私達のレストランでは一番小さい店でまだまだ完璧とは言えませんが、短い準備期間の中でどうにかオープンにこぎ着けました。
私自身、焼き鳥の経験はありませんが、運命的にも経験豊富なシェフを見つけることが出来て本当に良かったです。新店舗の店長は日本でも大阪の某お笑いタレント経営の焼き鳥店の店長経験や、トロントでも有名な寿司屋や居酒屋店の経験のある素晴らしい人材です。焼き鳥に対する熱い情熱は一緒に仕事をしていて本当に勉強になっています。また鶏肉の捌き方や串打ちの仕方は毎日が勉強です。
日本のようにパーツパーツで納品されたり、串に刺さっている既製品があればいかに楽かと思いますが、1本1本愛情を込めて刺した焼き鳥はやはり美味しいですね。鶏の首の肉のせせりや、尻尾の部分のボンジリなどの稀少部位は1本の焼き鳥を作るのに何匹もの鶏を必要とします。とても美味しい部位ですが、本当に鶏に感謝をしながら食べないといけないなぁと思います。
もちろん今まで鶏唐揚げなどの仕込みでかなり大量の鶏を捌いた経験はありますが、毎日こんなにも鶏ばかりを捌いた事が無かったので、最近では嫁よりも鶏の事ばかり考えてしまいます。そんな鶏ですが本当に捨てる所はありません。鶏冠から内蔵や尻尾までお肉のついている部分はすべて食べられますし、ガラもおいしいスープが出来上がります。無駄無く使う事で鶏も喜んでくれると嬉しいです。
居酒屋、ラーメン、寿司、焼き鳥と私達のブランドが少しずつ増えてきたことは本当に嬉しく思いますが、お店を開けるのがゴールではなく、5年、10年とお客様から愛されるお店にしていくのが私達のゴールです。
トロントも5年前と比べるとビックリする数の日本食店がありますが、これからも新しい物、美味しい物にこだわり続け成長していきたいと思います。炭火で焼いた本格的な焼き鳥、是非試しにきて下さい。ご来店お待ちしています。
続く
小笠原 克
Ogasawara Masaru
ファッションブランドGAPで大学生時代のアルバイトからマネージャーまで7年間経験したのち、2005年ワーキングホリデーでバンクーバーに渡加。その後、大人気居酒屋のGuuでワークビザを取得し、男前店で副店長を務める。2009年トロント店FCの立ち上げ責任者に任命されトロントへ。12月に1号店である居酒屋店をオープン。毎日大行列ができる大繁盛店となり、トロントの日本食ブームのパイオニアとなる。Guu2号店である酒場店を2011年3月にオープン。2014年1月トロントでGuu、KintonRamen、JaBistro、そして留学エージェントEast-Westを展開するKinkaFamilyInc.のVice Presidentに就任。今年1月には金とん2号店をオープン。今年は同グループの全体の現場責任者として各ブランドの新規出店のほか、新業態の立ち上げなども予定している。









