日本人でよかったー! 運転免許証をノーテストで取得|編集部ブログ
日本で2年以上の運転経験があれば、オンタリオの運転免許証に切り替えられるのをご存知ですか。しかも、免許取得のための筆記も実技もなし、ただ115ドルを払うだけです。
私は、運転する予定もないし切り替えるつもりはなかったのですが最近になって、お酒を買う際にやたらとID提示を求められるようになりID代わりに、オンタリオの運転免許証取得を決めました。
今回は取得までの流れをご紹介したいと思います。
まずは、日本領事館に電話をして窓口の予約をします。
日時は直近で日本領事館の方から打診され、私の場合は7月13日に電話をして、8月2日を指定されました。
ホームページにアップされている記入用紙と日本の免許証、パスポートを持参してくださいとのこと。
待ちに待った8月2日、日本領事館のビルに到着。
(私は何階なのか迷いました、33階です!)
入口でセキュリティーチェックをして、すぐに窓口に案内されました。
受付が終わると、次回の引換券が渡されます。
次の予約は1週間後で、その間に書類の内容と運転履歴などが確認されます。
そして、すぐに次回の窓口の予約。予約は電話のみで、窓口ではできません。
次は8月9日に予約でき、引換券と25ドルを持って日本領事館に向かいました。
窓口で引換券を提示し、支払いをすると、カナダに提示する日本の運転免許証の証明書を渡されます。
それを持ってサービスオンタリオに行けば、オンタリオの免許証をゲットできるのです。
ここまでは電話からスタートして1ヶ月程度かかっています。
いざ、サービスオンタリオへ!
並ぶという噂はよく耳にするものの、行くのは初めてでした。
まずは、窓口で受付をします。3時半頃に到着すると15人程度並んでいました。
受付では、5時に営業終了するがそれでも待つか確認されました。
私は待つことを選択し、もしかしたら今日はできないかもしれないと思いながら4:50。
私の番号が表示され、指定の番号の窓口に向かいます。
まずは視力テスト。表示される番号を読み、フラッシュが左右のどちらかで光っているのかを答えます。
フラッシュのテストは、こめかみ辺りのライトが点滅するんですが、私は前に集中しすぎてフラッシュが見えておらず、一人で混乱していたら、受付の人から「これのテストをパスしなかったら、免許は発行できないわよ」と言われ、少し脅されたものの、無事にテストに合格。
その後に、写真撮影、支払いをすれば、そこで仮の免許書類が発行され、本物のカードは後で郵送され無事完了となります。
このように申請さえすれば簡単に免許証は取得できます。
安全のためには交通ルールのテストくらいはしたほうが良いんじゃないかなとちょっと思いつつも、カナダの免許証を持ててテンションの上がった一日でした。
えみ
トロントでデジタルマーケティングを勉強中のグラフィックデザイナー。趣味は旅行と料理。多国籍文化溢れるトロントで新たな食べ物との出会いにワクワクしています。