【第4回】クリエイティブに出会う本 | トロントの本屋さん
こんにちは!今月は私、堀内がこちらのページを担当させていただきます。ところでこのページ、見てくださっている読者の方はいらっしゃるのでしょうか?反響が分からず、打ち切りの恐怖と戦いつつ震えながらキーボードを叩いております…思い返せば数ヶ月前軽い気持ちでこちらの…(省略)
さて、皆様、秋(?)の今宵いかがお過ごしでしょうか。トロントに秋はないのかってくらい急激に寒くなってしまいましたね。それはさておき、秋といえば何を連想されますか?食欲の秋!スポーツの秋!読書の秋!芸術の秋!そう、今月のTORJAの特集に乗っかって芸術特集でこちらのページも行ってみましょう!(もちろん本屋なので読書もね!)
ここトロントでは様々な芸術を楽しむ機会が多いですね。先日、nuit blanche torontoという、夜中にダウンタウンのいたる所で色々な物が展示されているイベントに行ってきました。
こちらの写真はそこでの1枚ですが、横に見えるものはゴミを固めたものを並べたものなのです!ゴミ収集場で見ればただのゴミなのでしょうが、アートイベントで置いてあれば途端にメッセージ性の強い何かに変わってしまうなんて…アートという単語のブランド力は計り知れませんね!もちろん、私には少し難しすぎたようですが。というか、もう少し写真うまく撮れよって感じですが…
現代アート、超入門!(集英社)
日本にだって有名な方はたくさん居ますよね。中でも有名なのはこの方!
岡本太郎にであう旅
岡本太郎のパブリックアート
(小学館クリエイティブ)
岡本太郎氏ですね。あまりに有名すぎますね。芸術は爆発だ!
110すべての活火山の噴火と特徴がわかる
日本の火山図鑑
(誠文堂新光社)
爆発といえば火山ですね。日本でもここ最近は火山活動が大変活発になってきて心配しています。ここトロントに火山はおろか山もありませんが、今一度日本の活火山について復習されるのはいかがでしょうか。
美しい富士山 カレンダー2016
(ネコ・パブリッシング)
その中でも一番綺麗なのは富士山ですね。(あくまで個人的な意見ですが。)様々な場所から見る四季の富士山はその季節ごとに姿を変化させ、まさに自然界のアートといったところでしょうか!!カレンダーも良いですが、是非とも実物を皆様にも見て頂きたいですね。もしご旅行で行かれる方は私までお問い合わせください。良いスポットをお教えいたします!(実は地元です)
だいぶ話が脱線してしまいました…そう、今回はアート特集だったんですね。
Wall and Piece(パルコ)
こちらは以前映画になったり、今年イングランドでディズマランドをプロデュースしたBanksyの作品集です。彼は覆面で顔や本名を隠し、社会風刺的グラフィティアート、ストリートアートを世界各地にゲリラ的に描いています。2005年、自分の作品を世界各国の有名美術館の人気のない部屋に無断で展示し、しばらくの間誰にも気づかれないまま展示され続けたことが話題となりました、芸術テロリストと呼ばれています!世界の色々な地域の街角に彼の絵が有るとか無いとか…
PARIS GRAFFITI―パリの落書き
(光村推古書院)
こちらの本は芸術の都パリの落書きを集めたものになります。ここトロントにも建物の壁に絵が書いてあるところがありますね。そういった落書きにも寛大なのが、やはり芸術の街と呼ばれる由縁なのでしょうか。間違っても「これくらいなら自分にも書ける!」と思って人の家の壁に書いてはいけませんよ!
絵はすぐに上手くならない(彩流社)
それではまた次号にてお会いいたしましょう!!
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