【第12回】芸術の秋の本 | トロントの本屋さん
みなさま、こんにちは!今月のこちらのコーナーは、わたくしOCS JAPANESE BOOKSTOREの堀内が担当させていただきます。
マリオとそのなか間たち大集合図かん
KADOKAWA
気温も下がり始め、冬の気配が訪れそうな今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。先月号ではオリンピックは盛り上がりましたか?なんて書いていましたが、とても盛り上がっていましたね。特に閉会式の土管から飛び出てくる安倍首相のマリオが印象的でしたね。
土管
佃典彦(著) (論創社)
このコラムを書いている時は、パラリンピックが開幕されて間もない頃ですが、きっとパラリンピックも盛り上がったことでしょう。閉会式で何かサプライズは起きたのでしょうか。やはりオリンピックばかり注目されたのでしょうか。どちらにせよ4年後の東京オリンピックが楽しみですね。
東京2020計画地図
世界が注目する7つのエリア
東京都市計画研究会(編) / (かんき出版)
個人的には、東京の都市計画がどう進んでいくかに注目しています。幻のマッカーサー計画が完了し開通されたその先には銀座、新橋、豊洲、築地市場の移転計画は白紙に?等々、注目すべき件が多数ありますね。是非話題に乗り遅れることなく、日頃からニュースもチェックしていきましょう。
さて、スポーツの話題でしたが秋といえば芸術の秋ですね。(今回は食欲の秋は置いておきます。)パラリンピック同様、トロントではTIFF(トロント国
際映画祭)が毎年開催されていますね。レオナルド・ディカプリオ好きなんですよね。ちょっと不良の役がよく似合うというか、何というか私の好みの話はどうでもいいですね。恐らく他のページ?にてTIFFについては特集されているかと思いますので、そちらをご覧ください。
芸術は芸術でも今回のTORJAはアート関連の特集という事ですので、少し関連した本を紹介していきましょうか。
BANKSY IN NEW YORK
RAY MOCK(著)毛利嘉孝(訳)鈴木沓子(訳)/ (パルコ エンタテインメント事業部)
まずはこの方、バンクシー氏ですね。以前もこの方の本を紹介しましたが、これが最新の本です。謎の覆面アーティストとして、神出鬼没にニューヨークの街で作品を作るのに1カ月密着したという内容です。この密着取材の内容が映画化されました。そちらにも注目ですね!
映画『シン・ゴジラ』公式記録集
ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ
氷川竜介、中島紳介、木川明彦(取材、執筆)/ (グラウンドワークス)
映画化といえばシン・ゴジラですね。久しぶりの映画ですね。もうかれこれ12年ぶりだそうです。そして監督はエヴァンゲリオンで有名な庵野秀明監督ですね。これは面白いはず!
アートといえば美術館などに行けば色々見れますが、もっと身近に楽しめるアートもあります。
チョークアート
(エイ出版社)
これですね、誰かが書いたカフェやバーにある黒板のメニューボード。きっとそのお店のスタッフが描いているのだと思いますが、なんかセンスがいいですね。うん、なんか。具体的に何がいいとはうまく説明できないのですが、それがきっといいんでしょうね。
ぬりえ曼荼羅の仏
(エイ出版社)
自分で描く?(塗る)というのもいいですね。現在流行中の大人のぬりえもここまできましたか。曼荼羅というのが渋いチョイスですね。
という事で、何か気になる本はありましたか?また、次号にてお会いいたしましょう!!ごきげんよう!
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