幾度かの利上げがあっても、上昇率が緩やかになる程度との予測|家を買いたい!数字で解説トロント不動産マーケット

住宅マーケット年別比較チャート
出典: TREB ※グラフはデタッチからコンドまで全てのタイプを含めたものであり、トロント市とその他GTAを含めた平均です。

2021年12月のTREB全域・全物件タイプの総取引数は6,031件で、2020年同月の7,154件からマイナス15.7%となりました。新規リスティング数はマイナス11.9%、有効リスティング数はマイナス59.0%と売り出し物件数は依然として大幅ダウンです。
全物件タイプの平均価格は115万7,849ドルで、2020年12月の93万2,297ドルからプラス24.2%の上昇を記録しました。平均売却日数はマイナス45.7%とマーケットは比較的速く動いています。
明らかな供給不足による競争の激化と価格上昇は変わっておりません。この傾向はもうかなり長期間に渡って続いており、供給の増加が唯一の解決方法だとの意見が根強いですが、簡単に実行出来るものではありません。
【物件タイプ別の平均価格】

の順に並んでいます。
市外の伸び率は相変わらず市内を大きく上回っていますが、コロナ下でのトロントの人口減少との相関性を読み取ることが出来ます。コロナが長引きリモートワークが浸透するほど、多くの人々が市外へと移動しているのは間違いありません。
それはマーケットの動きにも表れています。2021年は通年で価格上昇を果たした年でした。常に需要が高く季節的な価格変動も目立たず、年末までもマーケットが活発でした。2022年がどうなるかはまだ誰にも分からないものの、年を通し幾度かの利上げがあるのはほぼ確定となっています。それにより若干の下方修正が起こる可能性はありますが、現時点では結果として上昇率が緩やかになる程度との予測が大方を占めています。マーケットの動きを注視して行きましょう。





