どの物件タイプも2桁台のマイナスが目立つ。マーケットはまだ底を打っていないように思われる。|家を買いたい!数字で解説トロント不動産マーケット

住宅マーケット年別比較チャート
出典: TREB ※グラフはデタッチからコンドまで全てのタイプを含めたものであり、トロント市とその他GTAを含めた平均です。

2023年1月のTREB全域・全物件タイプの総取引数は3,100件となり、昨年同月の5,594件から-44.6%と半数近くまで減少しています。全物件タイプの平均価格は103万8,668ドルで、2022年1月の124万2,407ドルからマイナス16.4%の落ち込み。昨年9月からの5ヶ月連続のマイナスで、今回は一番大きな価格減少幅となっています。
新規リスティング数はマイナス3.7%、
有効リスティング数はプラス124.6%

各月末に売却とならなかったのが有効リスティングですので、まだまだマーケットの動きは鈍いと言うことでしょう。売却までの平均日数は41日間と昨年同月の18日間からプラス127.8%というのもそれを裏打ちしていますね。
ここまでプラスに踏みとどまっていたコンドアパートもついにマイナスになってしまいましたが、相対的にまだ下げ幅も抑えられています。どの物件タイプも2桁台のマイナスが目立ち、マーケットはまだ底を打っていないように思われます。
TOKO’s EYE
今月のポイント!
さて先月の25日に政策レートが0.25切り上げられましたが、カナダ中銀は条件付きでレート切り上げを停止する方針を打ち出しました。
政府の予測としては今年中旬にはインフレーションが4%程度まで落ち着き2024年内にはターゲットの2%にまで下がるだろうということのようですが、1月の予想を超える雇用率の増加と、背景の経済成長はインフレ率をさらに押し上げる可能性があります。
カナダ中銀の次の政策発表は3月初期ですが、内容次第ではさらにマーケットへのマイナス影響もあり得ます。





