市場低迷で戸建てが“手の届く価格”に|家を買いたい!数字で解説トロント不動産マーケット

住宅マーケット年別比較チャート

2025年9月のTREEB全域・全物件タイプの総取引数は5,592件となり、2024年9月の5,155件からプラス8.5%の増加となりました。昨年よりはマシなようですが、実際はこの数年落ち込んだまま多少上下しながら横ばいが続いている状態です。
全物件タイプの平均価格は105万9,377ドルで昨年同月の111万2,113ドルからマイナス4.7%の減少。新規リスティング数はプラス3.9%、有効リスティング数はプラス18.9%でした。
平均売却日数は51日間で2024年9月の42日間からプラス21.4%の増加。マーケットはさらに減速している様子です。
物件タイプ別に平均価格を見てみますと、
の順に並びました。
TOKO’s EYE
全物件タイプでマイナスという結果ですが、市内の戸建のみは明らかにマイナスが非常に小さく抑えられています。それに関しては幾つか要因があると思われますが、間違いなく言えるのはこの数年のマーケットの低迷により戸建て価格も大きく下がっており、これまで多くの消費者には手の届かないものであった戸建てが入手しやすくなっていることです。
数年前にはトロントでは1ミリオン以下で戸建ての入手は非常に難しいとされていましたが、現在のマーケットではTTC駅から徒歩圏内でも70万ドルを切るレベルで売り出し価格を設定してる物件も少なくありません。もちろん最終的な売却価格は別にあるとはいえ、一番人気である戸建てが入手可能かも知れないということで買い手の動きがそこに集中しているのは確かでしょう。またレートの切り下げも買い手を後押ししていると思われます。今後の動きを注視しましょう。





