価格調整は一巡したのか?在庫増と取引減の綱引き|家を買いたい!数字で解説トロント不動産マーケット

住宅マーケット年別比較チャート

2025年11月のTREEB全域・全物件タイプの総取引数は5,010件となり、2024年11月の5,947件からマイナス15.8%と大きく減少しました。
全物件タイプの平均価格は103万9458ドルで昨年同月の111万415ドルからマイナス6.4%の減少です。全物件タイプの平均価格は103万9458ドルで昨年同月の111万415ドルからマイナス4.2%となっています。この価格はピーク時からマイナス25%程度の減少を意味し、2021年1月と同等レベルに戻ったようなものと考えて良いでしょう。逆にピークに至るまでにどれだけ急激に価格が上昇したかが伺えますね。
新規リスティング数はマイナス4.0%、有効リスティング数はプラス16.8%でした。平均売却日数は56日間で2024年11月の48日間からプラス16.7%の増加。
物件タイプ別に平均価格を見てみますと、
の順に並びました。
TOKO’s EYE
過去数ケ月で有効リスティング数(在庫)の増加率は徐々に下がっています。在庫の急増はマーケット価格への下方圧力となりますので、増加率が下がっているのは良いことでしょう。ですが2025年11月の有効リスティング数はTREEB史上11月としては最大値を記録しており、その下がり方よりも早いペースで売却数が減り続けているのです。マーケットがじわじわと下降し続けている背景として供給過多に傾いているのは見て取れますね。
さらに付け加えるべきは、この11月はリスティングのキャンセル数は過去最大となったことです。年末にキャンセルされたリスティングは翌年春に再度出される可能性が高く、2026年春に大きな供給数として現れるならマーケットにも大きな影響を与えるでしょう。今後に注視しましょう。





