不眠症に効くツボ|Wellness…温故知新|あなたもプチヒーラーに!
不眠症にはいろいろなタイプがあります。東洋医学的に言うと、イライラするなどして頭に気が上っているタイプ、体の中の陰の気が少なく陽の気が多いタイプ、食べ過ぎなどで気が停滞しているタイプなどです。
①百会
頭の頂上にある、指で押すと柔らかくへこむところを中指で押しましょう。自律神経の働きを整える作用があります。
②築賓
ふくらはぎの内側、くるぶしから指5本分の高さで、骨とアキレス腱の間にあります。指の腹で優しく、ゆっくり、深めに押しましょう。陰の気を高めます。
③失眠
足の裏のかかとの中央にあります。ペンのキャップで刺激したり、ドライヤーで少々熱くなるまで刺激してもいいでしょう。神経を落ち着かせてくれます。
快適な睡眠をとるために
夜遅くまでパソコンを使っていたり、勉強していると、気が頭に上ってよく寝られません。寝る前にお風呂に入って体のコリをほぐしたり、軽くストレッチをして気の巡りをよくしましょう。
時間のない時はくるぶしの上まで脚を熱めのお湯に7分ほど浸けると、気が下り体が温まって寝つきがよくなります。また遅い時間に食事をしたり、物を食べるのも避けましょう。
寝つきを良くする食べ物
ねぎは体を温め気を巡らせます。またにおいは神経を落ち着かせる効果があります。セロリはイライラを鎮めます。消化を助ける生姜といっしょに炒め物にするといいでしょう。
Don Suzuki
鍼灸指圧ライセンス(オンタリオ)柔道整復師ライセンス(日本)保持者1990年ワーキングホリデーにて渡加。1992年ヤング&エグリントンにTokyo Shiatsu & Acupuncture Clinic開院。現在はヤング&エグリントン、ビーチズ、ソーンヒルに3院を展開。予防医療、地域医療の普及に取り組む。カナダ連邦公認のNPO法人The Japanese Shiatsu & Holistic medicine, Society of Canada代表。日本、カナダ、世界規模でのホリスティク医療の普及に資財を投じ精力的に活動中。