トロントの本屋さん2022年7月 「流行・トレンドを知る」


こんにちは!今月のトロントの本屋さんもバンクーバーから岩崎ゆかりがお送り致します。
7月号のテーマは、トレンド、流行しそうなものやポイントだそうです。外してしまうかもしれませんが、早速紹介していきましょう!

大ブーム中のコミックと言えば、遠藤達哉著『SPYxFAMILY』(集英社、既刊9巻)ではないでしょうか?日本のみならず、英語での解説やSNS投稿もありますよね。冷戦状態にある東国と西国は水面下で苛烈な情報戦を続けています。西国の超優秀なスパイ、コードネーム「黄昏」に命じられた極秘作戦は、東国の総裁の動向を探ること。そのために総裁の息子が通学する名門校の懇親会に潜入すべし。「黄昏」は身分を偽って即席家族を作り名門校へ出陣します。しかし、娘役・アーニャは人の心を読める超能力者、妻役・ヨルは殺し屋だった!お互いの素性を知らない仮初家族のハプニング満載、ドタバタ生活から目が離せません。

ヒット商品やトレンド予測、マネー技、仕事や生活テクニックを紹介する雑誌『日経トレンディ』(日経BPマーケティング、月刊誌)。2022年6月号は2022年上半期ヒット商品を紹介しながら、下半期の予測もしています。コロナ規制が緩和され3年ぶりの一時帰国が叶うなか、浦島太郎とならないためにも「今」の日本に追いつく参考書にいかがでしょうか?公式Twitterでも最新情報を確認できますよ。

「Z世代」という単語をよく見かけませんか?Z世代とは1990年半ばから2010年代生まれの世代を指し、物心がつく頃からインターネットやスマホ等があったため「デジタルネイティブ」とも呼ばれるそうです。流行を生み出すのは若者であるとよく言われますよね。『ミレニアル+Z世代の心に響くデザイン』(パイインターナショナル)では、80年代の世界観をまといつつ現代風となったレトロな広告や、人気イラストレーターが手がける商品パッケージ等々、その世代が「いいね」と思うデザインが解説と共に紹介されています。

今年の本屋大賞と第166回直木賞受賞作は戦を舞台とした作品でした、また400ページ以上あります。その中でも500ページを超す直木賞受賞作、今村翔吾著『塞王の楯』(集英社)は、戦国時代の物語ですが、武将ではなく城の石垣を作る職人が主人公となっています。幼少期に落城で家族を失った匡介は、石垣職人の源斎に助けられます。後継と目されるまでに成長した匡介は、最強の石垣を作れば戦を無くすことができると考えています。一方、至高の鉄砲を作れば戦の抑止力となると考える彦九朗も頭角を表わしてきます。秀吉の死後、不穏な空気が漂うなか琵琶湖畔にある大津城にてついに二人の決戦の火蓋が切られた!
分厚さに躊躇してしまうかもしれませんが、圧巻の展開にページを捲る手が止まりません。
それではまた次号でお会いしましょう!
トロントにある日本の本屋さん Blue Tree Books
Blue Tree Books(J-town内)では、日本の本や雑誌を販売しております。話題の本はもちろんのこと、英語・その他言語のテキスト等も取り扱っています。店頭にない商品も、もちろん日本から取り寄せいたします。是非気軽にお越しください。3160 Steeles Ave E, Toronto(J-Town内)
905-415-0611
info@bluetreebooks.com
https://bluetreebooks.com/




