H.I.Sオススメ オトナの旅。ハリファックス
ノバスコシア州ハリファックス。日本では馴染みがない地名だが、アトランティックカナダ最大の都市である。ノバスコシアの名の由来は新しいスコットランドNew Scotlandを意味する。
ハリファックス湾に面した広い港は、自然の地形からできたものとしては世界でオーストラリアのシドニー港についで2番目の規模になる。古くから漁業が盛んで日本からの企業も多く進出していて、北海道函館市と姉妹都市を結ぶなど日本との関連も深い。 港周辺のダウンタウンには 18〜19世紀の歴史的な建物が並び、色とりどりである。また、かつて日本の映画「ハナミズキ」のロケ地にもなったところでもある。
ハリファックスからのライトハウスルートを辿ってみよう。
ペギーズコーブ。60人ほどが暮らす小さな漁村だ。赤と白のコントラストがかわいい小さな灯台。灯台の1階は郵便局になっており、この郵便局から郵便を出すと灯台マークの消印が押される。是非旅の思い出を投函しよう。
チェスター。パラセイリングやゴルフが楽しめるリゾート地マホーンベイ。セントジェームス教会など3つの教会が湖面に映る風景がロマンティックだ。
世界遺産であるルーネンバーグ。18世紀にイギリス人、ドイツ人、スイス人、フランス人などが作った街で漁師たちが船を塗った後のペンキの残りを使って生まれたカラフルな家々が象徴的だ。
美術館のように綺麗な建物だと思ったら裁判所だったり、ノスタルジックな街並み。どこかホットする優しい港町の光景が心をなごませる。ここに訪れたら是非 ブルーノーズⅡ世号に乗船を。沿岸に並ぶ美しい赤、青、黄色の家々を眺めつつ航行しながら、港の潮風の匂いを感じる。
マホーンベイ。セントジェームス教会など3つの教会が湖面に映る風景がロマンティック。またもや映画の話になるが有名になった「タイタニック」。ハリファックスの海岸の沖でタイタニックは沈んでしまったのでこの地はタイタニック号の救援の拠点とかつてなった。大西洋海洋博物館では当時のタイタニック号に関する写真や資料、など展示している。
ハリファックスでは、プリンスエドワード島ともに新鮮なシーフードが堪能ができる。ノバスコシア産の生カキ、山盛りいっぱいのムール貝、ロブスタードッグなど。
ノバスコシア州の南海岸にはヨーロッパ移民が築いた古都をハイウェイで結んだライトハウスルートもある。潮風に吹かれながら、ドライブしてみてはいかが?