【紅葉の国カナダ】自然の美しさに見惚れる|#編集部ブログ
2ヶ月間の一時帰国を終え、日本からカナダに戻って来ました!10月になったというのに日中20度を超える日が続いていた日本とは異なり、カナダは肌寒さを感じいよいよ冬が近づいて来たことを感じさせます。トロントに着いて景色を眺めてみると、あたり一面に赤や黄色に色づいた木々があり、季節が秋だということを見せてくれているかのようです。個人的に秋が一番好きな季節なので、この鮮やかな色づいた葉を見かける季節の中にいるということがとても幸せです。
日本ではまだまだ紅葉の気配はありませんでしたが、トロントでは10月中旬ごろが紅葉のピーク!ということで、帰国した次の日に紅葉を見に少し遠出することにしました。今回訪れることにしたのは、トロントから車で1時間半ほど北西へ行ったところへある「モノ・クリフス州立公園」です。紅葉で有名ということで、胸を高まらせながら車を走らせました。
向かう道中でも、外を見てみるときれいに色づいた木々を見ることができました。やはり自然が多い国であり、その美しさは素晴らしいのだということを感じます。正直カナダはすることがない…と思っていたこともありましたが、自然と共に生きながら自然の中で遊ぶということができるのがカナダの良さだと今では思います。
モノ・クリフス州立公園は、行く前に時間帯によって予約をする必要があります。私たちは12〜16時までで予約し、その間の時間で公園内を散策することにしました。入り口から緩やかな山道を登っていくと、そこに広がるのは山吹色に変わったたくさんの木です。いくつもの細いカエデの木が私たちを出迎えてくれているようでした。葉が落ちてその上を歩くのもまた趣があり、大きくかわいらしい葉がそこらじゅうに落ちているのも季節の移り変わりを感じるものです。カナダの国旗になぜカエデの葉が描かれているのかわかるような気がしました。
この公園は険しい山道を登らないといけない山というほどではありません。道はいくつにも分かれているので迷路を進んでいるような楽しさがあったり、池があったり生き物を見かけたり、穏やかな自然の中を歩いてリラックスできるという雰囲気があり、忙しない日常からちょっと離れて心を休めるには最適な場所だと思いました。中には乗馬しながら行くコースもあるからか、道中に馬のフンがたくさん落ちていたところもあり、そこだけは少し注意です。
奥の方まで進んでいくと、公園を見渡せる小さな展望デッキのようなところに辿り着きます。ここがメインなのか、多くの観光客が集まって写真を撮ったりお弁当を食べてピクニックをしたり、とても幸せそうに見えました。この日は秋にしては気温が約20度と暖かかったからか空の色が少しかすんでいて残念ではありましたが、それでも果てしなく広がる森と紅葉の景色は圧巻です。空も雲ひとつない青空で、このような景色を見るだけでも人は癒されるのだなと感じました。
今回は紅葉シーズンの終わりごろにカナダに戻って来たので、他の紅葉スポットに行くことができなかったのは残念ですが、来年は別の場所でそこだけの紅葉シーンを楽しんでみたいです。いよいよ冬がやってくるということも感じているので、その準備もしながらまたカナダライフを楽しみます!
福島未来
ザ・文系なのにデータ分析を学ぶためトロントに留学に来た元新聞記者。宮崎県出身なので冬は大の苦手。趣味は映画鑑賞とK-pop!フィンチの韓国系カラオケ店によく出没します。将来の夢はデータジャーナリスト。