移住候補地「バンコク」に1ヶ月滞在してみた|クリエイティブ・ディレクターMの脳内ログ|#編集部ブログ
みなさま、明けましておめでとうございます。本年もTORJAをどうぞよろしくお願いいたします。さて、スノーバードを始めて4ヶ月目。只今バンコクにて年末年始を過ごしております。
もう何度も訪れているバンコクリピーターですが、以前に比べると物価高をひしひしと感じます。それでもまだトロントの価格と比較すると、リーズナブルなもので溢れています。例えば、トロントでは1杯6~7ドルするバブルティー、ここバンコクでは安いもので24バーツ(約1ドル)から購入できます(お腹を壊さないクオリティのもの。屋台ではなく店舗購入でこのお値段!)。トロントに戻ったら、お財布から6ドル取り出す勇気がありません。
また、このご時世にも関わらず、お値段据え置きで頑張っている屋台もまだまだたくさん。「ムーピン」という甘い豚肉の串焼きは、今も変わらず10バーツ(約45セント)でホッとしました。日本の商店街のお肉屋さんで売られている唐揚げのような、懐かしい味付けのフライドチキンの串も10バーツ。と、こんな値段設定の場所で1ヶ月も生活していると、あれもこれもつまみ食い食べ歩き三昧で、ジーンズがサイズアウトしそうな勢いです。
高級ショッピングモールのレストランには、世界各国の有名レストランや、地元のミシュラン星獲得レストランが集結していますが、前述のバブルティー含め、値段はトロントと同等か若干安い程度で、お得感は皆無です。
コスパ最強のエリア「On Nut」
私の推しが訪れていた有名観光地のひとつ「JODD FAIR」というナイトマーケットにも出かけてみましたが、正直値段(観光客プライス)が気になって、楽しめませんでした。もし気になっている方には、あまりお勧めしません。チャトチャック市場の「閉店後」に始まるナイトマーケットの方が数倍楽しめます(カナダで約20ドルするパッタイも、ここでは約1ドル!カナダに戻ったらどう生活すれば良いのでしょうか…)。
そしてもうひとつの個人的なお勧めは、コスパ最強「オンヌット」エリア。ローカルの市場もいくつかあり、衣食住すべてに関するものがとってもリーズナブル。モダンでおしゃれなコンドも、1ベッドルーム10万ドル台、2ベッド2バスで40万ドル台から購入できます(←住みたすぎて調べました)。もうトロントに戻らず、ここに住みたい!
で、バンコクに移住するの?
何度も「ここに住めたらなぁ」とは思いましたが、やはり気になるのが大気汚染。マスクなしで車が大渋滞を起こす大通りを数時間歩くだけで、めちゃくちゃ喉が痛いです。ちなみに1月4日の大気汚染「世界」ランキングで、バンコクは25位だったとか。セブンイレブンでトローチを買って、毎日舐めています。現地の人でさえもマスクをして歩く理由がわかりました。水道水も直接飲めないので、ペットボトルの水を調達しなければなりません。正直めんどくさい…完全移住は少し難しそうです。
名残惜しいバンコクですが、明日はベトナムに移動します。これまた大気汚染と騒音が気になる国ですが、昨年12月22日に日本の支援で開通したばかりのホーチミンメトロ(計画より10年遅れで開通。トロントの文句言えないですね…)に乗るのが楽しみです!また現場よりお伝えいたします!
マユミ
物静か過ぎて大阪出身だとわかってもらえないグラフィックデザイナー。好奇心旺盛な小心者。ものづくりと旅行とマンゴーを好む。夏場はかなりの頻度でトロントのパティオに出没する。インスタグラム:@mayumigds