コロナの影響で不動産バブルが弾けると囁かれたが、 全物件タイプの平均価格は13.5%の上昇|家を買いたい!数字で解説トロント不動産マーケット

住宅マーケット年別比較チャート
出典: TREB ※グラフはデタッチからコンドまで全てのタイプを含めたものであり、トロント市とその他GTAを含めた平均です。

2020年12月のTREB全域の総取引数は7,180件となり、昨年同月の4,364件からプラス64.5%と大きく上昇しています。これは12月の記録としては最高の数値です。
マーケットは非常に活発だが、その活動はトロント郊外がメイン
例えば戸建てですと、郊外は市内の3.5倍以上の取引数を記録しました。新規リスティング数はプラス66.1%、有効リスティング数はプラス6.6%と増加傾向にありますが、物件タイプやエリアにより状況は異なります。
全物件タイプを含む平均価格は93万2,222ドルで、昨年同月の83万8,662ドルからプラス11.2%の上昇となりました。平均売却日数はマイナス14.6%と比較的速く動いています。
【物件タイプ別の平均価格】

市内のコンドアパートのみ価格減少は前月から連続
これは特にダウンタウンにあてはまります。2020年は誰も経験のした事がないマーケットとなりました。2020年3月のロックダウンから5月まで動きは非常に鈍かったものの、夏から秋にかけ急速に動きが速まり最終的にはTREB記録史上3番目の取引総数となっています。
またトロントから郊外への「移住」が急加速したのも特徴的ですね。この傾向は2021年も続くと見られています。2020年のTREB平均価格(全物件タイプ)は92万9,699ドルで、2019年の81万9,305ドルからプラス13.5%の上昇です。
COVID-19の影響でバブルがはじける可能性まで囁かれましたが、以前から繰り返し証明されているように、トロントとその周辺のマーケットはそんな単純なものでは無い事が再確認されたと言って良いかも知れませんね。今後の動きから目が離せません。






