【日本滞在記】日本の古き良き伝統に魅せられて、京都観光|#編集部ブログ
日本に一時帰国し、日本を感じる旅をしています。学生時代ぶりに京都にやってきました。訪ねた時は8月下旬。盆地で暑いと有名な京都ですが、なんと台風が来ているということで湿度は高いものの灼熱地獄というほどではなく、観光客も少ないという良い(?)タイミングでの旅行になりました。
京都といえばさまざまな寺や神社がありますが、まずは金閣寺。何回来ても、金箔で光り輝く金閣寺の佇まいに感動さえ覚えます。雨が降っていましたが、雨降る中の金閣寺というのもなかなか味があってよかったです。嵐山では竹林の小径という、竹林が数えきれないほど植えられた美しい観光地を初めて訪れました。普段はインバウンドの影響で海外からの観光客でごった返し、進む道が見えないほどだそうですが、この日は台風の影響でそこまで人が多くなく、写真撮影もしやすい最高のタイミングでした。日差しから逃れて木陰で涼みながら日本のわびさびを感じる、そんな素敵な場所だと感じました。
伏見稲荷神社という、神社の鳥居がいくつも連なって置かれている観光地も有名ですよね。京都に何度も来たことはありましたが、実は今回が初めて。夜の伏見稲荷神社は、人も少なくライトアップされた鳥居が昼とは違う姿を見せてくれているようでした。時間がなく途中までしか進むことができませんでしたが、また来る機会があればいつか着物を着て来てみたいとも思います。
そして、京都観光の1番の目玉と個人的に思っているのが清水寺です。ここに来ずして京都に来たとは言えない!と言えるほどお気に入りの場所です。というのも、清水寺の歴史ある厳かな見た目がなぜか私の心に「懐かしい」というような不思議な気持ちを感じさせてくれるからです。
「清水寺といえばこの角度!」と言える定番の撮影スポットがあります。ここに立つと、日本の長い歴史の素晴らしさだけではなくこの景色を昔の人も見たんだろうなという、私が生まれる遥か前の時代に思いを馳せたくなります。また、少し歩いた小道から清水寺と塔と自然を同時に見ることができるスポットを発見。この景色もまた趣深いものがあり、胸がじーんとするような気持ちになりながら写真を撮りました。こうやって私を癒してくれるような効果が、京都にはあるように思います。
他にも車を走らせるだけで長い歴史を感じさせる建物がいくつもある京都の街。日本の宝がたくさんある場所なので、これからもその景色を守っていけたらいいなと思います。日本に帰るたびに京都は訪れたいです!
福島未来
ザ・文系なのにデータ分析を学ぶためトロントに留学に来た元新聞記者。宮崎県出身なので冬は大の苦手。趣味は映画鑑賞とK-pop!フィンチの韓国系カラオケ店によく出没します。将来の夢はデータジャーナリスト。