お茶の祭典|お茶コラム

5月になると、今年もまた新茶の季節がやってきたと感じます。私の家の近くのDon Vallyはこの時期、長い冬の終わりを告げるかのように芽吹く新緑が本当に眩しく鮮やかで、清々しい気持ちになります。立春から数えて八十八日目に摘まれたお茶は不老長寿の縁起物として昔から大事にされてきたのは以前もお茶コラムでお伝えしましたが、今年の八十八夜は5月2日(日)です。私はトロント近郊にあるMiltonという街で開催されるティーフェスティバルに参加します。会場はMilton Public Library。大きなホッケーリンクを会場に、今年は40以上ものお茶ブースが勢ぞろい!お近くにお住まいの方は是非足を運んでみて下さい。せっかくなので「ティーフェスティバル」へ行ったことがない方のために、ティーフェスティバルの魅力についてお伝えしたいと思います。ティーフェスティバルはまさに「お茶の祭典」!メリットはたくさんのお茶屋さんのお茶を飲み比べできることだと思います。せっかく家に持って帰って飲むお茶、ご自分が美味しい!と思ったお茶を試飲してから選びたいですよね。またもうひとつの利点は美味しいお茶のいれかたをお店の人に直接聞けること。産地や特徴などを訪ねて知るのも楽しいですし、きっとお茶屋さんたちもそれぞれの自慢のお茶について喜んで語ってくれることでしょう。

今年12年目を迎えたカナダで一番大きなティーフェスティバル、「Toronto Tea Festival」も、50近くのお茶さんが大集合します。会場は多くのお茶愛好会で賑わいます。一日を通して、お茶業界の専門家がゲストスピークをしたり、茶道だけでなく、中国茶や韓国茶のティーセレモニーもあり、とても充実した内容となっています。今年逃した方は是非2027年のトロントティーフェスティバル、チェックしてみて下さい。
Tea Festival公式Webサイト: https://teafestivaltoronto.com
また、私が主催している「日本茶祭り」は今年の11月、第4回を迎えます。
こちらは「日本茶」だけでなく、「日本の文化」にもフォーカスしているのが特徴です。他のティーフェスティバルが、紅茶、中国茶、日本茶、ハーバルティーなど、お茶全般カバーしているのに対し、「日本茶祭り」という名前の通り、「日本茶」が中心となっています。また50近くのベンダーさんは、お茶ベンダーさんだけでなく、日本の雑貨や茶器を扱う陶芸ベンダー、お弁当や和菓子、日本のエッセンスたっぷりの洋菓子など、お茶以外のベンダーさんが多いのも特徴です。日本人の方はもちろん、日本好きな方、日本に行ったことがある方にきっと喜んでもらえるフェスティバルです。11月1日(日)開催予定ですので、気が早いですが、是非カレンダーにマークして、足を運んでいただけたらと思います。

吉田桃代
Tea&Herbal Association Canada公認ティーソムリエ日本茶アドバイザー
日本茶のオンラインストア「Momo Tea」とお茶団体「Nihoncha Canada」を運営。Momo Teaは2015年からトロントのお茶の祭典、Tea Festivalや、日系文化会館の季節のイベントを中心に出店。2023から日本茶の良さをカナダの人に広めたいという想いを込めて、日本茶と日本の文化に特化した「日本茶祭り」を主催。毎年11月第一日曜開催予定。





