2026年は回復待ちか:金利・雇用・移民動向が左右するトロント市場|家を買いたい!数字で解説トロント不動産マーケット

住宅マーケット年別比較チャート

2025年12月のTRREB全域・全物件タイプの総取引数は3,697件で、2024年12月の4,056件からマイナス8.9%となりました。全物件タイプの平均価格は100万6,735ドルとなり、昨年同月の106万496ドルからマイナス5.1%の減少です。
2025年を通しで見ると年間取引数は6万2,433件で2024年からマイナス11.2%、2025年平均価格は106万7,968ドルで2024年平均の112万241ドルからマイナス4.7%を記録しています。2025年マーケットが低調だったのが見てとれますね。
新規リスティング数はプラス1.8%、有効リスティング数はプラス17.5%でした。平均売却日数は65日間で2024年の55日間からプラス18.2%の増加となっています。
物件タイプ別に平均価格を見てみますと、
の順に並びました。プラスとなったのは市内のタウンハウスのみでしたが、これは市内で高価格帯のタウンハウスが売れるなどして平均価格を押し上げたのではないかと推察されます。
TOKO’s EYE
さて誰もが気になる2026年のマーケット見通しですが、今後の政治・経済環境の変化、などにより大きく左右され、あくまでもアバウトな個人的予測であると明言した上で少々書いてみましょう。
カナダ最大の不動産マーケットであるトロントですが、この2年強は低調に推移しています。2026年にも価格が上昇基調に転じるには厳しい可能性もあり、場合によっては2027年になるかと思われます。要因として考えられるのは長引くアメリカとの経済摩擦、失業率、海外からの学生や労働者の減少、そして2026年に住宅ローンの切り替えを迎える消費者層の半数以上がローン支払い金額増加となるカナダ中銀のレポート、などがあります。





