TORJA2025年2月号の編集後記より | 編集長のヒトモノトコロ
米国ではついにトランプ大統領の二期目がスタートしました。そのトランプ大統領、「カナダが米国の51番目の州になるのを見たい」など度々発言してカナダを挑発している。貿易赤字に対して不公平と述べ、カナダの石油やガスなどは必要ないとのこと。トランプ大統領ならではのディール手法というのはみんな分かっていながら、25%の関税など通告されカナダの対米関係に注目が集まっている。
ディールと分かっていても、あえて取り上げると多くのカナダ人は51番目の州になることも提案されることも反対もしくは嫌がっているという。面白いことに我々TORJAでのリサーチ・聞き取り調査では、意外に51番目の州になってもいいよ、検討すべきなどの回答が比較的多く集まった。比較的高額の納税者や40代50代の移民(永住者)などからそんな声も聞こえた。背景には、高い税金と最近話題になった移民問題、アメリカへの仕事や学業へのアクセスなどが挙げられた。
これらは一般市民の現政権に対する不満の表れを示していると感じた。カナダはオンタリオ州も連邦も選挙に突入します。不安定な政治の局面にトランプ大統領がどのように絡んでくるか注目だ。(発行人)
2024年の10月からスノーバードを始めてはや4ヶ月が経ち、只今ベトナム滞在中です。当初は6ヶ月もトロントを離れ、一箇所にとどまらずに旅をし続けることに不安しかありませんでしたが、いざ始めてみると、時が経つのはあっという間。ただ、インド、インドネシア、タイ、ベトナム、それぞれの国で何らかの体調不良が続き、動けない日が多かったからかもしれません。主な原因は、大気汚染や食あたりですが、改めて日本やカナダは、住みやすい国なんだと思い知らされました。気温30度のホーチミンでマスクの下は汗だくですが、これを外すと喉が痛くて夜咳が止まらず寝れないほどです。入稿後にベトナムのビーチリゾート「ダナン」に移動します。どうか大気汚染がマシになりますように。ちなみに、ベトナムの物価は、フォー270円、バインミー180円、ボバティー120円など。トロントに戻るのが恐ろしくなる価格です。(MGDS)
私の住むアメリカではとうとう大統領就任式が行われ、2回目のトランプ政権がスタートを切りました。シカゴはマイナス22℃という気温を記録し、外を漂う重たい空気は新大統領のせいか異常気象のせいなのか分からないような数日間でした。私たちの周りにはリベラル派な家族が多いですが、8歳の娘の友達には保守派の親を持つ子もいます。政治に関しては、私たちにどれだけ個人的な拒絶反応があっても、子供には分からないことがまだたくさん。トランプがどうして嫌われるのか、でもどうして彼が大統領に選ばれたのか。軽く発言できないな、と考えさせられます。大人というものは難しいものです。(伊藤)
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