お部屋探しと新生活のスタートについて|商工マーケット動向そこが知りたい!不動産のプロが教える賢いカナダライフ【第84回】
皆さん、こんにちは!新たにトロントにいらっしゃった方はようこそカナダへ!今回はトロントに到着された後の新生活のスタートについてお話したいと思います。
トロントに到着したらまず必要なこと
① 銀行口座を開設する
ビザをお持ちの場合、TD、CIBC、SCOTIA、RBC、BMOの5大銀行のどこでも1時間程度で口座を開設することができます。(TDのみパスポートのみで銀行口座の開設が可能)銀行口座の開設は、飛び込みでも対応してくれるケースがありますが、事前にアポを予約しておいた方が確実です。クレジットカードの申請も口座開設時に申請可能です。銀行口座の開設はSINを取得していなくても、仮住所でも手続きできます。
② 携帯電話を契約する
Rogers、Bell、Telusが3大通信会社となりセカンドラインの会社も含め各所に店舗があります。ダウンタウンの「Eaton Centre」やミシサガの「Square One」などのショッピングセンターの中にほぼすべての通信会社の店舗が入っていますので、必要書類をもってその場で申し込むことができます。Rogersは店舗に行けばパスポートとビザのみで手続きができます。Phone Boxやけーたい屋など日系の携帯会社もダウンタウンに店舗があり、事前にE-SIMなどのネット申込みも可能です。
③ お部屋を探す
エージェント(不動産仲介会社の担当者)を通じて探すか、自分で探すかの大きく2つに分かれます。エージェントを通じて探す場合、MLS(Multi Listing System)と呼ばれるエージェント専用の物件検索システムから、借主の条件・希望に合う物件情報を紹介し、内見、入居申込にかかる交渉、契約書の作成と双方署名、鍵の受領に至るまでの一連の手続きについて担当します。貸契約が成立した際の仲介手数料はオーナー側から支払われます。エージェントに頼むメリットは、物件情報の詳細情報を得ることができる、契約内容や費用が適法かを確認できて安心できる、後日契約内容についてオーナーとトラブルが生じた際も相談できる、などが挙げられます。エージェントを通じて探す場合、賃貸契約期間は基本的に1年間となります。
MLSには条件に合う物件が無かったり1年間は契約しない場合には、オーナーが個人的に借主を募集しているコミュニティーサイトやSNSを通じて自分で物件を探すことになります。借主は入った物件を見つけたら自分でオーナーに連絡し、内見、契約書の取り交わし、費用支払い、入居と全て自分とオーナーとの間で直接やりとりしながら進めます。自分で探すメリットは、賃料の低い物件が探せる、1年未満の短期間の契約ができるなどが挙げられますが、契約内容や費用については十分に確認が必要です。
④ SIN(Social Insurance Number)を取得する
駐在員の方やワーホリの方など給与を受け取るために必ず必要です。サービスカナダのオフィスに行って即日発行してもらうか、オンライン申請で手続きができます。オフィスでは1時間~2時間程度待つことも多いため、トロントピアソン空港(荷物受取と同じフロア)のサービスカナダの出張所が開いていたら、そちらで手続きされるのが便利です。
必要書類: パスポート、ビザ証明書類
【Social Insurance Number – Apply -】
https://www.canada.ca/en/employment-social-development/services/sin/apply.html
お部屋が決まったら必要なこと
⑤ インターネットの契約

物件に備わっていることは少なく入居者が自分で加入する必要があります。インターネットのみは大手のBell、RogersをはじめVirgin Plus、Telcan、Beanfieldなど多くのプロバイダーがあります。ケーブルテレビも見たい場合にはRogersまたはBellのいずれかになります。これまでカナダのケーブルテレビで視聴可能だったTV JAPANは2024年3月よりJme(ジェイミー)としてオンラインサービスに変更になりました。
【Jme】 https://watch.jme.tv/device
⑥ 家具やインテリアグッズを揃える
物件には基本設備として冷蔵庫、オーブン付き調理台、食洗機、洗濯機・乾燥機、現存する照明器具およびカーテン類が備わっていますが、家具なし物件の場合、ベッド、ソファ、ダイニングなどを揃える必要あります。IKEA、Structube、LEON、Bricks、Simonなどが大手家具店として有名です。インテリアやキッチングッズはWalmartやOomomo(日本の100円ショップ)、専門店としてWest Elm、Crate and Barrel、Pottery Barn、William Sonomaなどがあります。スモール家電やお掃除グッズはホームセンターのCanadian Tire、Home Depotなどにも揃っています。カナダの100円ショップのDallaramaもチェックしてみてください。
⑦ 自動車免許証の切り替え
日本の自動車免許証をオンタリオ州の免許証に切り替えるには次の2つのステップが必要となります。
【ステップ1】トロント総領事館にて自動車運転免許証抜粋証明を取得(※事前予約が必要)
【在トロント日本国総領事館の予約】
https://www.toronto.ca.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00042.html
【ステップ2】サービスオンタリオにてオンタリオ州免許証への書き換え
※アポなしでも手続き可能ですが、2週間程度前からオンラインでのアポ予約も可能です。免許証が必要のない方はフォトカードが作成でき、パスポート代わりのIDと住所証明になるので便利です。
【Book a ServiceOntario appointment】
https://www.ontario.ca/page/book-serviceontario-appointment
⑧ OHIP(Ontario Health Insurance Program)の申請
OHIP番号を取得していれば、医療機関で無料で診療を受けることができます(歯科、眼科、薬代を除く)。16歳以上は本人申請が必要で申請時に写真撮影があります(16歳未満のお子様は保護者が代理申請)。
※アポなしでも手続き可能ですが、事前にアポを取っておいた方が待ち時間が少なくてお勧めです(サービスオンタリオでのアポ予約は前述と同じです)。
⑨ 学校の入学手続き

住所に応じた教育委員会または指定校(公立の小中高の場合)に連絡して、手続きの方法についてお問い合わせください。指定校についてはお住まいのエリアを管轄する教育委員会のサイトで確認できます。
- トロント市: Toronto District School Board (TDSB) tdsb.on.ca
- ミシサガ市: Peel District School Board (PDSB) peelschools.org
- リッチモンドヒル市・マーカム市・ニューマーケット市: York Region District School Board (YRDSB)yrdsb.ca
- バリー市: Simcoe County District School Board (SCDSB)scdsb.on.ca
- オークビル市・ミルトン市: Halton District School Board (HDSB) hdsb.ca
⑩ 医療機関の確認
OHIPを取得したら、医療機関での無料受診が可能となります。医療機関としては、事前予約なしに受診できるウォークインクリニック、夜間救急に対応している総合病院、ファミリードクター(かかりつけ医)などがあります。ファミリードクターに登録せず、ウォークインのクリニックで必要時に医師にかかることもできますが、小児科医での検診や予防接種の必要がある場合、ファミリードクターから専門家医を紹介してほしい場合には、登録しておいた方が安心です。
【ファミリードクターの探し方(サービスオンタリオWEB)】
https://www.ontario.ca/page/find-family-doctor-or-nurse-practitioner
ご来加後、スムーズかつスピーディーにお部屋探しや新生活のセットアップができるよう、必要な書類や準備をしておきましょう!
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