【今月のネタ】カナダ名物!バンクーバー産「活きボタン海老」|トロントの魚屋さんTaro’s Fishで編集長のちょっと立ち話|#トロントグルメ部|食の編集部
今年もこいつの季節がやってきた。艶やかなピンク色、透明感のある深い色合い、ギザギザの頭と硬くて強い甲羅を持った大きな体格、みなさんもうお分かりですね?この季節カナダ西海岸の名物といえば「Spot Prawn」、バンクーバー産「ボタン海老」を食べずにカナダの夏は迎えられません。
6月になるとTaro’s Fishの店内に鮮やかに並びだすボタン海老。太郎さん曰く、「バンクーバー産のボタン海老、別名スポットプローンは、カナダ西海岸の特産品で特にバンクーバー近辺でよく捕れるのは皆さんご承知の通り。旬は短く、晩春から初夏にかけてわずかな期間しかないから、この時期には地元のレストランや市場で新鮮なボタン海老を楽しむことができるんだよね。今年はもう終わってしまっているけど、毎年バンクーバーで開催されるSpot Prawn Festivalを訪れるのもおすすめだよね。ボタン海老のいろいろな料理が楽しめるから美味しいだけでなく、カナダらしさを感じれて新鮮だと思うよ。」
「肉厚でジューシーな身は料理方法を選ばず、様々な料理でその味わいが引き立つ
「グリル」 際立つ甘み!濃厚さを味わいたい人におすすめ!
まさに逸品!甘みが際立ち、口の中に広がる旨み。プリプリと弾ける食感とトロける感触。グリルしたことで甘さは増すのは、加熱することで海老内部の糖分が濃縮されるからだそうだ。加熱により海老のタンパク質が変性し、自然な甘みが引き出されているという。同時に、グリルする過程で海老の水分が蒸発し、風味が凝縮されるため、より一層甘みが感じられるとのこと。奥が深い!シンプルながら料理はまさに化学である、と感じた一品になった。
「刺身」 シンプルながらも洗練された味わい海老のフレッシュな風味が好きな人におすすめ!
「まだ飛び跳ねているボタン海老は20センチ以上という大きさ。見ているだけでわかる鮮度の良さ、プリプリの大振りの身は、日本人ならやはり刺身では必ず味わいたいところだ。
まず最初に感じるのは、その新鮮な海の風味。一口で「あぁ、夏がきたな」と感じる。繊細な海の香りを際立たせながら、次に楽しめるのは非常に柔らかい肉質と口の中でとろけるような感覚だ。生で食べる醍醐味でもある海老固有の微妙な甘みとプリプリとした食感も口の中で同時に最大限に引き出されるのがたまらない魅力だ。
日曜日オープン決定!
7月7日七夕から、3号店(Woodbine店)の日曜日オープンが決定した。これまでも日曜日オープンの要望はかなり多かったと聞くから楽しみだ。営業も11時から始まり、イートインコーナーでは、大谷丼や手巻きなどが用意されブランチとしても利用できるという。もちろん各種鮮魚の柵やお惣菜、寿司などもあるので、日曜日の晩御飯にお持ち帰りもできて嬉しい人も多いのでは!
1号店: North York 800 Sheppard Ave E / 416-730-8555
2号店: Markham 735 Markland St, Unit 8 / 905-887-8363
3号店: Woodbine 7240 Woodbine Ane, Unit100 / 905-470-6698
営業時間:
North York / Markham : Wed, Thu, Fri, Sat: 12PM – 7PM / Sun, Mon,Tue: CLOSED
Woodbine : Wed, Thu, Fri, Sat: 12PM – 7PM / Sun: 11AM – 6PM (From JULY 7TH)/ Mon,Tue: CLOSED
Sushi Last Call: 6PM Daily
オンラインオーダー: https://tarosfish.com/online-order/
***寿司オーダーは1号店・3号店のみ***
季節の鮮魚や美味しいお刺身、お寿司、お惣菜が満載
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