【豪華な御膳メニューでおもてなし!】Taro’s Fishの「ヒラマサ祭り」|トロントの魚屋さんTaro’s Fishで編集長のちょっと立ち話|#トロントグルメ部|食の編集部
「まぐろ祭り」、「ポルトガル祭り」と様々なイベントを開催してきた「Taro’s Fish」が9月15日にオーストラリア産の「ヒラマサ祭り」を催した。予約がすぐ埋まるほど大人気だというこのイベントに参加できたラッキーな参加者たちは、豪華なフルコースと小沢カナダの日本酒やビールのテイスティングを楽しんでいた。
今回のイベント開催は「Gulf Hiramasa King Fish」と「Team46」の両社が協力。「Gulf Hiramasa King FishのDave」さんは「大切な顧客である太郎さんと、お仕事できると思うとワクワクします。今回ヒラマサを提供することで、太郎さんの成功に貢献できると思うと嬉しいです」と話してくれた。
午後5時からスタートした今回のイベント。来場者は、「小沢カナダ」が提供する日本酒やビールを飲みながら交流を楽しんでいた。
オーストラリア・スペンサー湾の澄んだ海で育てられた「ヒラマサ」を贅沢に使った御膳メニュー
メニュー
【前菜】ヒラマサのカルパッチョ・オニオンドレッシングがけ
【造里】ヒラマサのお刺身・ヒラマサのたたき・大葉
【揚物】揚げ出し豆腐・洋梨と林檎のシロップ・ポン酢
【焼物】ヒラマサの味噌焼き・松茸・南瓜
【御飯】ちらし寿司・ヒラマサの醤油漬け・いくら
【スープ】ヒラマサのつみれ汁・出汁・わかめ
【デザート】キャラメリゼグレープフルーツ・抹茶アイス
【前菜】
ヒラマサのカルパッチョ
まず最初にテーブルに運ばれてきたのは、ヒラマサのカルパッチョ。Taro’s Fish特製のドレッシングがかかり、鮮やかな盛り付け。ヒラマサはとても新鮮で、甘みがあり、特製ドレッシングとの相性抜群。参加者からも「美味しい!」との声が上がっていた。
【造里】
ヒラマサのお刺身とたたき
続いて、ヒラマサのお刺身とたたきが登場。贅沢な分厚さにカットされたヒラマサのお刺身は弾力があり、さっぱりとした味わい。ヒラマサのたたきはネギやミョウガの薬味と一緒に。噛めば噛むほどにじみ出る旨みが上品でたまらなかった。
【揚物】
揚げ出し豆腐・ヒラマサの揚げ物・洋梨と林檎のシロップ・ポン酢
次に出てきた料理は、可愛い器に入った揚げ出し豆腐と、ヒラマサの揚げ物。揚げ出し豆腐は、フライパンで特製の出汁を煮詰めて作られたそう。その上にはカリッと揚がったヒラマサと、梨のピューレ、林檎、Taro’s Fishのポン酢を混ぜた特製ソースがかかっていた。揚げ出し豆腐は、出汁の香りと味がぎゅっと詰まっていて、サクサクのヒラマサは甘みのある特製ソースと絡み合い、絶品であった。
【焼物】
ヒラマサの味噌焼き・松茸・南瓜
ここまでだけでも大変豪華だが、次の料理にはなんと、松茸が添えられていた。ヒラマサは、味噌漬けにアレンジを加えて焼き、隠し味にははちみつが。あしらいには南瓜と松茸のおひたし。太郎さんのお話では、シェフの真人さんはお客様に喜んでもらうために、コストを気にせず贅沢に松茸を使ってくれたそう。食べてみると、味噌焼きは程よい甘さで、ヒラマサの身はほくほくとしていた。そして箸休めに甘い南瓜と、松茸のおひたしをいただき、とても贅沢な、秋の味覚を感じられる一品だった。
【御飯】
ちらし寿司・ヒラマサの醤油漬け・いくら
【スープ】
ヒラマサのつみれ汁・出汁・わかめ
お料理のラストを飾ったのは、ちらし寿司とスープ。可愛らしいサイズのちらし寿司の上には漬けヒラマサも。
スープは特にこだわったと、料理を担当した真人さんが話してくれた。スープは前日からヒラマサの骨を煮込んで、骨から出汁をとって作ったもの。そして、つみれは新鮮なヒラマサに玉葱、人参、ニラをミキサー等は使わず、ひとつひとつ手作業で丸めたそう。
ちらし寿司は、いくらのプリっとした食感と、ヒラマサの弾力のある食感が楽しめた。お出汁がきいたとても美味しいスープで料理を締めくくり、お客様もほっとしたような表情を浮かべられていた。
【デザート】
キャラメリゼグレープフルーツ・抹茶アイス
最後には、キャラメリゼしたグレープフルーツと抹茶アイスのデザート。和食を堪能した後だけにサッパリしたデザートが美味しかった。
【日本酒・オリオンビール】
小沢カナダ社協力のもと、お酒のテイスティングコーナーも用意されていた。玉乃光、八海山のスパークリング、南部美人、楯野川、オリオンビールと豪華なラインナップ。
今回のコース料理とぴったりな美味しいお酒ばかりで、来店されたお客様は、日本のお酒をたくさん楽しんでいた。
Gulf Hiramasa King Fish
Daveさんの挨拶
太郎さん、今日はありがとうございました。水がとても冷たいオーストラリアという場所でヒラマサを育てるのは、実は簡単ではないんです。何故育て続けるのかというと、それはヒラマサが美しい魚だと知っているから、そしてお客様が喜んでくれるからです。
今回のイベントではシェフが、ヒラマサを様々な方法で調理し、素晴らしいメニューを考えてくれて、とても嬉しかったです。本日は皆様ありがとうございました。
小沢カナダ社
小沢さんコメント
今回のイベントは大成功でしたね。お客様も満足した表情で、食事やお酒を楽しんでいて最高の夜でした。多くのお客様が、料理とペアリングしてお酒を注文し続けてくれたことも嬉しかったです。美味しいシーフードとお酒をペアリングしてくれることで、トロントにおける日本食の価値が高まるんですよね。今日は日本国籍以外のお客様もいらして、その方々の存在は、より品質の良い美味しいお酒の需要に繋がります。Taro’s Fishは高品質な海鮮を提供しているし、イートインだけでなく、お寿司のテイクアウトもできることで、多くのお客様がありがたいと感じていると思います。そして、店頭でお酒を販売しているという点でもまさにパイオニアですね。
イベント終了後の
太郎さんにインタビュー
ーイベントが終わってみて、いかがでしたか?
今回のイベントは、ヒラマサを使いたいという僕の願望で、それに集まってくださったお客様に本当に感謝です。そしてこのイベント成功のために一緒に頑張ってくれたスタッフに感謝しかありません。美味しくできるという自信はありますが、まだまだ上を目指していきたいですね。
僕のビジネスの根底には、美味しいお魚を食べてほしいという想いがあります。だから提供するということに対して細心の注意を払っているし、今回は美味しいヒラマサを食べてもらいたいというわがままを、10年以上付き合ってきたサプライヤーが一緒に叶えてくれました。協力してくれた皆様に感謝です。
ーTORJA読者にメッセージ。
日本のお魚は、もちろん美味しいし、日本を助けることもあるかもしれない。でも日本でなくても美味しいお魚があるということを知ってほしいし、オーストラリアやニュージーランド、他の地域の美味しいお魚も是非食べてみてほしいです。次回もまたイベントの開催をできたらいいなと思っています。
Taro’s Fishの「ヒラマサ祭り」は大成功に終わった。スタッフや当日のお客様も皆さん温かく、とてもアットホームなお店の雰囲気を感じることができた。「感謝」という言葉を大切にされている太郎さんだからこそ、周りには素敵な人たちが集まってくるのだろうと思った。店頭ではシーフードやお惣菜のほかに、日本の食品や飲料の種類の豊富さとにも感動。日本を感じることができるお店にぜひ皆さんも足を運んでみてください。
1号店: North York 800 Sheppard Ave E / 416-730-8555
2号店: Markham 735 Markland St, Unit 8 / 905-887-8363
3号店: Woodbine 7240 Woodbine Ane, Unit100 / 905-470-6698
営業時間:
North York / Markham : Wed, Thu, Fri, Sat: 12PM – 7PM / Sun, Mon,Tue: CLOSED
Woodbine : Mon, Thu, Fri, Sat: 12PM – 7PM / Sun: 11AM – 6PM / Tue,Wed : CLOSED
Sushi Last Call: 6PM Daily
オンラインオーダー: https://tarosfish.com/online-order/
***寿司オーダーは1号店・3号店のみ***
季節の鮮魚や美味しいお刺身、お寿司、お惣菜が満載
Taro’s Fish
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