フランスの子供たちが初めて習うお菓子「ガトー・オ・ヨーグルト」|特集「ヨーロッパの伝統菓子」第二弾
とっても簡単なヨーグルトケーキ、今回は2人の姉妹に挑戦してもらいました。9さいのモネちゃんと6さいのミレイちゃん!さぁ果たして上手にできるかな?!
“ガトー・オ・ヨーグルト”とは?
「ガトー・オ・ヨーグルト」とは「ヨーグルトケーキ」のことである。フランスでは子どもたちが最初に習うケーキとして広く知られており、多くの子供が幼稚園や小学校で教わるという。小さな子供でも簡単に作れる理由、それは手軽さにある。
このレシピは非常に簡単で、およそ100~125gのパックに入ったヨーグルトを使い、測りや計量カップを使わずに、ヨーグルトが入っているカップだけを使って軽量しながら作るのだ。「グラム」や「リットル」などの単位に関係なくヨーグルトカップだけで作ることができ、作る過程の順番が多少前後してもほぼ失敗なしで作れるというまるで魔法のようなケーキなのだ。
フランスではこのケーキをゲッター(フランスの午後4時のおやつ)や朝食で食べることが多く、ファミリーケーキとして親しまれている。
・100gのパック入りヨーグルト 1つ
無糖・加糖・フルーツ入りなんでもOK!
・砂糖 カップ1杯分(無糖であれば1.5杯分)
・卵 3個
・小麦粉 カップ2杯分
・ベーキングパウダー 小さじ1
・植物油 カップ1杯分
今回はココナッツオイルを使用
【作りかた】
・あらかじめ型にクッキングシートを敷いておきます。今回は20cm型を使用しました。
・オーブンは175℃にセットします。
1. ヨーグルトをお皿に取り出します。パックは洗うか拭いておきます。
2. ボールに卵3個、砂糖をカップ1杯分入れてよく混ぜます。
3. 小麦粉カップ2杯分、ベーキングパウダー小さじ1を用意します。
4. 2のボールに粉類をふるい入れ、よく混ぜます。
5. 取り出しておいた1のヨーグルトを入れてさらによく混ぜます。
6. 植物油をボールに入れてよく混ぜます(「私がまぜる!」「嫌だ!私!」とケンカしながら混ぜていました)。
7. 型に流し込んで175℃のオーブンで40分ほど焼きます。今回は足りなかったのでさらに5分足しました。
8. 焼き上がったら網の上にひっくり返して粗熱を取ります。
9. 完成~!
出来上がったケーキにホイップクリームとメープルシロップをかけていただきました!焼き色はあまり付かなかったけれど、フワッとヨーグルトの香りが香る、まるでカステラのような柔らかい甘さ控えめのケーキが完成しました。二人とも上手にできました!よく頑張りました~!
子供たちだけでも簡単にできるケーキです。ぜひ、フランスの家庭の味をお子さんと一緒に試してみてはいかがですか?