【後編】カナダ最長トレイル「ブルース・トレイル」市民活動が守る自然の宝庫|特集「トロント発ローカルな旅-ブルース・トレイルを歩き、鳥と暮らす」
ブルース・トレイルのここがすごい! ポイント1 無限の自然を体験するのはいつでも無料 ブルース・トレイルは南オンタリオ州最大の森林地帯だが、900kmに及ぶ旅路を続けば湿地や草原、沼地、崖、海岸など様々な地形に遭遇する。 […]
「トロント発ローカルな旅-ブルース・トレイルを歩き、鳥と暮らす」トロントから気軽に出かけられる、カナダならではの自然の魅力を再発見するローカルな旅。今回の舞台は、全長900km以上に及ぶカナダ最長のトレイル「ブルース・トレイル」。ナイアガラからトバモリーまで、グレート・レイクスのほとりを縫うように続くこの道は、ただのハイキングルートではない。崖道に広がるパノラマ、苔むす森の静けさ、石灰岩の断層に刻まれた地球の記憶——歩くたびに、オンタリオという土地の深層にふれている感覚になる。
特集の後半では、野鳥との出会いを通して見えてくる「近くの自然の楽しみ方」を紹介。新緑の森に響くブルージェイの声、好奇心旺盛なチカディーの軽やかな動き、そして木々に映えるカーディナルの赤。静かな林の奥では、キツツキが木を叩く音が風に混じり、春のリズムを刻む。日々鳥と向き合う写真家へのインタビューを通じて、“自然と暮らす歓び”に耳を澄ませてみてほしい。
ブルース・トレイルのここがすごい! ポイント1 無限の自然を体験するのはいつでも無料 ブルース・トレイルは南オンタリオ州最大の森林地帯だが、900kmに及ぶ旅路を続けば湿地や草原、沼地、崖、海岸など様々な地形に遭遇する。 […]
後世に繋ぐ、先住民への敬意 ブルース・トレイルはAnishinaabe(アニシナベ)やHuron-Wendat(ヒューロン=ウェンデット)、Tionontati(ティオノンターティ)、Attawandaron(アッタワン […]
1959年、環境保護団体「Federation of Ontario Naturalists(現Ontario Nature)」の集会にてレイ・ロウズ(Ray Lowes)という男性が友人のロバート・ベイトマン(Robe […]
鳥たちのさえずりが日々の風景に溶け込み、自然のなかでふと足を止める瞬間が増える新緑がまぶしい春のオンタリオ。特別な道具を持たなくても誰もが気軽に楽しめる、もっとも身近な自然との対話「バードウォッチング」。写真家のザカリー […]