九州(1):熊本|紀行家 石原牧子の思い切って『旅』第105回
再び熊本へ 前回行ったのは2016年の熊本震災直後だった。拙作のドキュメンタリー映画『長面―消えた故郷』―東日本大震災(2011.3.11)を全国巡回しているときだった。津波こそなかったが皮肉にも熊本もこの上映会を前にし […]
再び熊本へ 前回行ったのは2016年の熊本震災直後だった。拙作のドキュメンタリー映画『長面―消えた故郷』―東日本大震災(2011.3.11)を全国巡回しているときだった。津波こそなかったが皮肉にも熊本もこの上映会を前にし […]
1. Door County(ウィスコンシン州、ミシガン湖岸) シカゴから車で約3時間半、「Door County」は灯台、断崖、森、湖畔が揃った秋の絶景地。Eagle TowerやPeninsula State Par […]
エルバ島の昔と今 トスカーナ州に属するこの島は現在ほとんど観光でしか知られていないが、実は昔は有名な鉱物資源の採掘場だったのだ。主要都市ポルトフェラーイオ(Portoferraio)の名前の由来は「porto=港、fer […]
五つの湖に会う、家族と夏の記憶をつくる旅 「この道の先に、何湖が待ってるんだろう?」トロントから出発して、五大湖すべてに出会う5日間。広くて静かで、どこまでもやさしい湖の表情が、家族の時間にそっと寄り添います。 Day […]
エルバ島(Isola d’Elba)へ行こう! 二週間ローマでイタリア語学校に通い、ちょっぴり自信をつけた私はエルバ島旅行を計画した。ベニスの北に住む日本人オペラ歌手の友達に声をかけたら即この計画に賛同の返事。港に近いピ […]
ミルウォーキー、マディソン、シボイガン、ドアカウンティ――。トロントの暮らしを少し離れて、家族で出かけたウィスコンシン州の旅。地図で見ると静かな場所ばかり。でも、その静けさが、旅のすべてをやさしくしてくれました。 目的地 […]
ローマ:観光 イタリア語学校に入っているからと言って四六時中勉強をしているわけではない。観光をする時間はたっぷりある。今回は一般ツアーに入っていないお城と浴場を探ってみることにした。まだまだ見切れない名所旧跡がローマには […]
オンタリオ湖や五大湖の自然に囲まれたカナダ生活は、心に余白をくれる時間。でも、たまには少し違う景色を見に行きたくなることはありませんか?そんな時におすすめなのが、アメリカ・ウィスコンシン州の州都「マディソン」です。 マデ […]
ローマ:建物と暖房 ローマ駅の周辺は大きな古い雑居ビルが建て込んでいる。ホテルのサインが出ていてもホテルはそのビルの一部分であることが多い。アパートもそれと同じだ。私のいた3階のアパートの3戸が同じオーナーに所有されてい […]
トロントから飛行機で約1時間半。シカゴ・オヘア国際空港からブルーラインに乗っておよそ45分、乗り換えなしでダウンタウンの中心地へアクセス可能なこの街は、乗継地ではなく“立ち寄る価値のあるデスティネーション”です。 そんな […]
ローマ:カナダ人教会(Santi Martiri Canadesi) サレルノ(Salerno 3月号記)の合唱祭はディナー付きのガラコンサートで幕を下ろした。夜中の1時まであちこちのテーブルから歌声が聞こえていたが私の […]
オンタリオ州では、長く厳しい冬が終わり、春の訪れを告げるメープルシロップの収穫時期に合わせて、各地で「メープルシロップフェスティバル」が開催されます。甘い香りに包まれた会場では、試食やイベントを通して、メープルシロップの […]
カナダ最東端に位置するニューファンドランド・ラブラドール州はケベック州の東に並ぶラブラドール半島とその南のニューファンドランド島で形成されている。今回主役のニューファンドランドはカナダ国内の都市に比べても異国情緒溢れる場 […]
トロントから海外旅行―おすすめ これまでに色々な海外旅行をしてきた。その都度、もし日本から出発するといくらぐらいかかるのか興味本位で調べた。目的地がアジア、オセアニア圏でない限り航空運賃はトロント発の方が日本発よりはるか […]
五大湖と聞くと、夏のきらめく水面を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、冬の五大湖は、まるで別の顔を見せてくれます。今回は、五大湖スペシャリストの私が、冬の五大湖の魅力をたっぷりとお伝えします。 マキノーブリッジの […]
カターニャまたはカターニア(Catania) ここは遺跡というよりバロック建築の景観が世界遺産になっている街。シチリア州の首都パルレモに次ぐ2番目に大きい都市だ。シチリアの工業、商業の中心地でカターニャのフォンタナロッサ […]
今回は、写真の路面電車を中心に、皆様をケノーシャへの旅へと誘う特別な特集お届けします。ウィスコンシン州ケノーシャは五大湖の一つ、ミシガン湖畔に位置するしており、シカゴからの列車でもアクセスができ、美しい自然と豊かな歴史、 […]
どうしてシチリア島へ?(Sicilia / Sicily) コロナ禍も落ち着き、5年前に引き続きイタリアで開催される合唱祭にトロントのイタリア系合唱団、コロ・サン・マルコが参加することになった。もちろんメンバーの私も一緒 […]