沖縄(1) — ひめゆり学徒 | 紀行家 石原牧子の思い切って『旅』第16回
平成初期に母と来た沖縄。しっとりと生暖かい南国の空気が私達を迎える。大正時代の異物のようにボロボロだった那覇は長い歳月をかけやっと何処の都市とも変わらない街になっていた。北へ車で約1時間半。細長い沖縄本島の一番狭まったと […]
平成初期に母と来た沖縄。しっとりと生暖かい南国の空気が私達を迎える。大正時代の異物のようにボロボロだった那覇は長い歳月をかけやっと何処の都市とも変わらない街になっていた。北へ車で約1時間半。細長い沖縄本島の一番狭まったと […]
東京の新宿駅や池袋駅のホームにいると必ずと言っていいほどバックパックを背に帽子をかぶり足はトレッキングシューズ、といったいで立ちのシニア層に出会う。そう、この国は高齢者社会まっただ中で健康意識も世界中で一番高いのではない […]
アアリゾナ州のフィーニックス(Phoenix)市で行われたカンファレンスの出席を切っかけにグランド・キャニオンへ行く機会をゲットした。州の首都からグランド・キャニオンへ行くのにフラッグスタッフ(Flagstaff)まで3 […]
雪山のバンフしか知らなかった私は思い切って夏のバンフ体験にやってきた。自然力一杯のカナダ旅行は景色や食べ物だけでなく、アクティビティーに参加してひと味違う旅にしたい。日本に行くことが頻繁になり、モントリオールの娘に会う機 […]
長くカナダに住んでいるとバンフを訪れる機会は幾度かやってくる。が、いつも雪山。それで今年の夏は娘を誘い、私の健脚度のテストも兼ねてバンフに向かった。実はこの一年間腰痛軽減のため医者に言われた体操を朝晩しながら生活している […]
第11回 アルバータ州 世界自然遺産 州立恐竜公園(Dinosaur Provincial Park) 恐竜の眠る地にふさわしく、州立恐竜公園に住所はない。カルガリーを出て延々と続くトウモロコシ畑や菜種畑を東へ走ることお […]
第10回 ニューファンドランド・ラブラドール州(3) 世界文化遺産レッド・ベイ バスク人捕鯨基地(Basque Whaling Station) ラブラドールはその西側でケベック州とぴったり隣接しているにもかかわらず、 […]
第9回 ニューファンドランド・ラブラドール州(2) 世界遺産ランス・オ・メドー国定史跡 世界遺産のグロス・モーン国立公園(7月号参照)を出発し、バイキング・トレイル(Viking Trail)で知られる国道430号線を北 […]
カナダにある18の世界遺産のうち4つがニューファンドランド・ラブラドール州にある。うちヨーロッパでも知名度が高く訪問者も多いグロス・モーン国立公園(Gros Morne National Park)は代表的な世界遺産だ。 […]
面積約200㎢の広さではこの島が世界地図に載ることはあまりない。セントローレンス湾のど真ん中にあって、ケベック州に属していながら一番本土から遠くにあるシーフードの宝庫、それがÎles de la Madeleineだ。仏 […]
子どもの頃家族でスキーに行ったのが私と山の始まりだった。高校時代は数学の教師がスロープをなめるように回転していたのに心を奪われた青春時代。夏には大雪渓を登らされ、もう二度とこんなところへくるものか、と呪った。これが白馬・ […]
ペルーの首都リマから飛行機で約3時間、アマゾンの玄関口プエルト・マルドナドに到着する。アマゾン熱帯雨林はペルーの全国土の60%を占める。国の半分以上が熱帯ジャングルだ。そこに日本が2個すっぽり入る、といえばサイズ感がでて […]
南米の代名詞のようになったペルーのマチュピチュ(Machu Picchu)。ペルー人によって発見されたものの、一躍有名になったのは1911年に米国の探検家ハイラム・ビンガムが訪れインカ遺跡として発表してからだ。日本の歴史 […]
ボリビアの首都はラ・パズ、と確か昔学校で習ったように思う。スペインの植民地時代に国王の命でラ・パズが建設され、行政の中心とした。だが19世紀のイスパニアアメリカ独立戦争でベネゼラ人のスクレ将軍が大勝利したことからスクレ氏 […]
全長約8000Kmあるアンデス山脈のちょうど中央部分にボリビアがある。ボリビアにさしかかるあたりから4〜6000m級の山脈は東と西にほぼ平行に分かれ、その二本の山脈の間に広がる標高約3650mの内陸盆地がAltiplan […]
今月からスタートするこのコラム、私のお気に入りの旅行先を自分の体験を通してご紹介したい。「旅」は遠近に係らず、世界を広げてくれる大事な活動、チャンスがあれば思い切って出かけている。 ボリビアのSalar de Uyuni […]