【第37回】国際離婚と裁判「私、勝てますか?」|カナダの国際結婚・エキスパート弁護士に聞く弁護士の選び方
「私、勝てますか?」国際離婚に瀕する日本人の問いかけです。離婚条件の判断を法廷に委ねたとき「自分の主張」が認められるのだろうか…質問というより「不安」な気持ちの表れなのでしょう。 「法廷に判断を委ねた」のが、親権 […]
「私、勝てますか?」国際離婚に瀕する日本人の問いかけです。離婚条件の判断を法廷に委ねたとき「自分の主張」が認められるのだろうか…質問というより「不安」な気持ちの表れなのでしょう。 「法廷に判断を委ねた」のが、親権 […]
海外で暮らす日本人の多くが、国際結婚しています。そんな日本人が、結婚を続けることに疑問を感じ、悶々とした日々を過ごしていたとします。あるいは、移住した国で配偶者から突然別居を切り出され、途方に暮れていたとします。 […]
先月の遺言執行人の辞退に引き続き、今月は、あなたの判断能力がなくなった場合に使われる、財産管理の継続委任状、及び、身体の世話のための委任状(以下、合わせて「もしものための委任状」)の中で任命されている代理人が、その任命を […]
今月号は、10月中旬時点での最新情報についてお話します。 Off-Campus就労時間のルール改訂 Study Permitを保持している方で、Off-Campus就労が認められている方は通常セメスター受講中は週あ […]
本誌8月号でカナダでは共同親権が一般的で、ほとんどすべての親に親権が与えられることを紹介しました。 実は、カナダでは「親権(Custody)」という用語は公的に廃止されており、家族法の現場では「意思決定の責任(D […]
遺言執行人の選任は、遺言書作成の際に悩むことの一つですが、任命された側にとっても、任命を受け入れるかどうか悩む方もいらっしゃるでしょう。実際に、いざその時になって、任命された側の事情により、遺言執行人の仕事を引き受ける […]
9月号にて、「衝撃の事実」というタイトルで家族移民申請のご相談を承っている際に往々にして起こるケースをお話しました。 記事がTORJAに記載された後、「あの記事を読みました。ショックでした。日本人のお客様でもあのよう […]
昨今の円安は、カナダで暮らす日本人にはおおむね歓迎されているようです。 例えば、夏休みの日本への一時帰国は、以前より「お値打ち感」があります。コロナ禍前の2019年の夏休みには、100ドルで8千円分の買い物しかで […]
無遺言で亡くなった場合に残されたご家族が直面する様々なご苦労は、これまでにもお話してきました。今回は特に厄介な、相続人が未成年者の場合に直面する難題についてお話します。 事例 未成年の子供2人を持つ女性が無遺言で若く […]
コンサルテーション中、往々にして移民申請者のお客様が突然黙ってしまうことがあります。大丈夫ですか、と声をかけると、日本語で「先程パートナーが綾さんに伝えた事実なんですが、実は今まで知らなかったことだったので、あまりにも […]
メールアドレス: LAWYER@LIUYAN.CA(日本語可) トロント・ダウンタウンオフィス: 955 Bay St, Unite 1, Toronto マーカムオフィス: 105 Main St Unionville […]
離婚を視野に入れた多くの母親が共同親権への不信感を口にします。「カナダって共同親権がふつうって聞きましたが、うちの場合は私が親権をもつべきです」「これまで子供に全く興味のなかった父親に子育てなんてできるわけがありま […]
「うちの子供に遺言執行人が務まるのか、正直心配です」 これは、多くの親御さんが遺言書を作成するときによくおっしゃる言葉です。 カナダで作成する遺言書には、遺言執行人の任命が必要不可欠です。それは、遺言者亡き後に、遺言 […]
結婚を考える時、まず気になるのはお金のことです。中でも特に重要なのは「財産分与」です。はじめに財産分与にまつわる用語について整理しておきましょう。 「結婚した日」から「婚姻関係が終わった日」までが「婚姻期間」、婚姻期 […]
5月号に引き続き、今月も「もしも」のための財産管理の継続委任状(Continuing Power of Attorney for Property)についてのよくあるご質問をテーマにお話しします。 母の認知症が進み、母が […]
6月は様々な場所でPride Monthにちなんだイベントが行われていました。レインボーの商品が並び、SNSではLGBTQ2S+関連の投稿が目立ち、町行く人々もいつもよりもカラフルな服装の人が多く感じられました。という […]
日本人の海外移住の歴史は150周年 現在の日本の法律では、日本人の血統で生まれた日本人が自らの意思で外国籍を取得する際、自動的に日本国籍を失ってしまう。日本人としての誇りを持ち海外で活躍する人々の間では、この明治憲法か […]
遺言状・委任状のセミナーを開くと必ず聞かれるのが、この質問です。 うちは夫婦ですべての口座も不動産もジョイントだから、委任状は必要ないですよね? このように、所有財産が共有財産であれば、もしもに備えた、財産管理のための […]