アルゼンチンから南極へ(3) ―ドレイク海峡を渡る|紀行家 石原牧子の思い切って『旅』第79回
南極大陸のどこへ行く? アルゼンチンのウシュアイアを出発し、ビーグル水道から船はドレイク海峡(Drake Passage)の荒波に突入、3日間の航海ののち南極地域に入る。氷に覆われていても地図上で陸のない北極と違い、南極 […]
南極大陸のどこへ行く? アルゼンチンのウシュアイアを出発し、ビーグル水道から船はドレイク海峡(Drake Passage)の荒波に突入、3日間の航海ののち南極地域に入る。氷に覆われていても地図上で陸のない北極と違い、南極 […]
ウシュアイアってどこ? 三角屋根のウシュアイア(Ushuaia)空港ビルから一歩外に出るとヒヤッとした山の空気が肺に飛び込んでくる。ブエノス・アイレスの30度の真夏の気温とはうって変わって20度の清々しい気候だ。ここは山 […]
未知の国アルゼンチン 先延ばしになっていた南極(Antarctic Region)の旅が1月に実現。アルゼンチンの南端、ウシュアイア(Ushuaia)港から船に乗る。カナダ政府の旅行サイトによるとアルゼンチンは犯罪が多い […]
高松城跡 しまなみ海道(3月号)を楽しんだあと今治で一旦レンタカーを返却し、特急で東に約2時間、高松に到着。翌朝、散歩がてら高松城跡に行ってみた。16世紀に生駒親正がこの土地を「高松」と命名して城を築き、17世紀には松平 […]
本州と四国をつなぐ橋はいくつある? 本土と四国を結ぶ連絡橋を3カ所に建設することが決まったのは1970年。そんな大昔ではない。当時は船か飛行機だったため、東京から四国旅行をする人は私の周りには一人もいなかった。だが197 […]
道後温泉 四国をよく知らなくても日本育ちなら「道後温泉」を聞いたことがない人はいないと思う。道後温泉は本館(1894年)、別館(飛鳥乃湯:2017年)、梅の湯(別館の隣:1953年)の3つの建物からなりどれも加温、加水 […]
四国の道路 四万十市の小さな集落「中村」が四万十川(12月号記)の入り口にあたるが、その上流でカヤック遊びをした後、宇和島湾の方へはいかず、伊予盆地を通って城下町大洲の隣の小さな町、内子へ来た。ところで車で四国を巡るの […]
先延ばしにしない旅行 豪雨による土砂崩れやコロナ禍で四国行きを断念したのは記憶に新しい。旅行が解禁になって数ヶ月が経つが、四国は感染者数が全国でもかなり低いのとホテルは全て接種済証明の提示を課しているなど、受け入れ態勢 […]
渋谷が世界一? JR、東急電鉄、京王電鉄、東京メトロ(地下鉄)4社の8路線が乗り入れ、一日の鉄道利用者は300万人という渋谷駅はいつも張り紙だらけの工事中。大規模な開発が今も進行中だからだ。 新宿駅につぐ日本第二の首 […]
ドレイトン・エンターテインメント―『サウンド・オブ・ミュージック』や『オズ』も トロントの北西に点在する6つの劇場をご存知だろうか。300人から700人近く収容できる劇場でドラマ、コメディ、ブロードウェイ・ミュージカル […]
ストラットフォード・フェスティバルで『シカゴ』を 1950年代に地元の経済を盛り上げようと、ヨーロッパから著名な演出家や役者に来てもらってシェークスピア劇を上演したのがストラットフォード・シェイクスピア・フェスティバル […]
もっと歩こう ゾッとするようなトロント国際空港の模様をニュースで見ると、空の旅をするのを躊躇ってしまう。それに、一時的にガソリン代が安くなったとはいえ、私の車のように20年選手では遠出は無理。かといってせっかくの夏を家 […]
モントリオールの大人の結婚式 中年の入口で娘が結婚に踏み切った。八ヶ月の日本滞在からカナダに戻った私はトロントで二週間自粛したのち、トロントのアイランド・エアポート(Billy Bishop Airport)からモント […]
伊勢神宮と出雲大社-どうつながって、どう違うか 出雲大社(2021年6月号記)に行ってから気になっていたのが伊勢神宮だ。伊勢神宮は天照大御神(アマテラスオオミカミ)が祀られ、神話では彼女の弟にあたるスサノオが追放されて […]
熊野本宮大社に日本サッカー協会のシンボルマークが 世界遺産の熊野古道を体験するため中辺路(なかへじ:4月号参照)の一部を歩き出した私たちはいよいよ熊野本宮大社に到着した。スサノオノミコトを主祭神とする古代本宮は紀元前3 […]
和歌山県 紀伊半島 カナダから神戸に里帰りしていた友人と旅することになった。神戸と東京の間にあってお互いに行ったことのない場所―世界遺産の熊野古道―に決めるのにそう時間はかからなかった。古代の日本人のDNAでもある自然 […]
北前(きたまえ)船主右近家と海上保険 旅の終盤を海岸沿いで過ごすことにした。国道305号線で北に走ると海に向いて立つ北前船主の館がある。黒塗りの館は外から見るよりも中の方が重厚感あふれる。船の高さだろうか、玄関にそびえ […]
メガネフレーム 自分のメガネフレームがどこで作られたのか知っている人はどれほどいるだろう。私はメーカーに関係なくトロントの決まった店で顔にフィットする色と形で選んでいるが仕入れ先を聞くといつも福井県。私と福井県との出会 […]